機械材料の選定の基礎
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 日本アイアール |
キーワード | 機械材料 金属材料 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】日本アイアール(株) 本社会議室 |
交通 | 【地下鉄】岩本町駅 【JR・地下鉄・つくばエクスプレス】秋葉原駅 |
機械設計のための材料選定のポイントが分かる!
セミナー講師
大薗 剣吾 講師アイアール技術者教育研究所 所長技術士事務所 ソメイテック 代表 技術士(金属部門・機械部門)(公社)日本技術士会 会員(一社)表面技術協会 会員加飾技術研究会 理事
<略歴>2003年〜2005年 東京大学大学院工学系研究科 マテリアル工学 修士2005年〜2016年 凸版印刷株式会社2017年〜 技術士事務所 ソメイテック、アイアール技術者教育研究所 大手印刷会社にて、電子デバイス・半導体・機能性フィルム技術に携わり、蒸着、スパッタ、めっき、リソグラフィ、エッチング、コンバーティング、表面分析などの技術を幅広く経験。機能フィルム開発、ドライ&ウェットプロセスの問題解決、装置導入から立ち上げのエキスパート。生産技術における、製品特性、外観、信頼性、稼働率、メンテナンス性、コストの最適化を得意とする。また、様々な機関で研修講師を務めるなど、技術者教育/人材育成にも携わっています。
セミナー受講料
39,600円/1名(税込)定員:会場受講6名、オンライン受講24名
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。※大薗講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
セミナー趣旨
機械材料は、その候補となる材料の種類があまりにも膨大で、また様々な情報が溢れているため、適正な材料を選択することが容易ではありません。材料選択を適切に行う知識がないと、設計の幅が狭くなり、不具合にもつながります。設計者には、適切な材料選択ができる力を身に付けることが望まれます。
本講座は、金属、プラスチック、セラミックス、3Dプリンタ材料などの機械材料について、各材料の特徴、JIS規格、評価方法、選定方法など、設計者が知っておくべき実践的知識を解説します。熱処理やめっきなどの表面処理についても原理から規格まで詳細を解説します。材料選定のテクニックをワーク形式で学習しますので、材料選定の総合的な知識・スキルを身に身に付けることができます。
講義は材料工学の前提知識がなくても理解できる内容になっています。機械の設計者に加えて、調達や、製造、品質管理の担当者、また材料の製造や販売に携わる方にも大変おすすめです。
本講座は図書「めっちゃ使える!設計目線で見る「機械材料の基礎知識」」(日刊工業新聞社)付きです。図書を講座の振り返りや実務ガイドとして活用いただけます。
《受講者特典》※受講者の方には、山田 学 監修 大薗剣吾・福﨑昌宏・田口宏之 著『めっちゃ使える!設計目線で見る 「機械材料の基礎知識」必要な機能を実現し設計を全体最適化するための知識』(日刊工業新聞社)をプレゼントします(1名様1冊限り)。当書籍や教材の送付先について、本セミナー受講料請求書の送付先(お申込時の住所)とは別の住所でご希望の方はお申しつけください。
受講対象・レベル
- 機械・機械部品の設計・加工に関わる方
- 機械材料の調達に関わる方
習得できる知識
- 機械材料の選定において必要となる基礎知識とスキルが身に付きます
- 設計者が知っておくべき様々な材料の特徴について理解が深まります
- 材料の物性の規格、評価方法について学習できます
セミナープログラム
はじめに
- 機械材料
- さまざまな機械材料
- 引張試験・硬さ試験・衝撃試験
- 材料組織観察
- 材料選択のテクニック
- ワーク(破面を見極める、要求機能を把握する 等)
- 鉄鋼材料
- 鉄鋼材料の特徴
- 鉄-炭素二元系状態図
- 製鉄の基礎
- 鉄鋼材料の添加元素
- 普通鋼(一般構造用圧延鋼材、圧延鋼材 他)
- 特殊鋼(合金鋼、工具鋼、特殊用途鋼:ステンレス鋼・鋼線 他)
- 鋳鉄
- ワーク(鋼材の化学成分を理解する 等)
- 非鉄材料
- アルミニウム合金、調質
- 銅合金
- その他金属材料
- プラスチック材料、ゴム材料
- セラミックス材料
- 複合材料、3Dプリンタ用材料
- ワーク(プラスチック材質を見極める 等)
- 熱処理
- 熱処理とは
- 熱処理 焼なまし・焼ならし・焼入れ・焼戻し
- 熱処理のテクニック
- 表面熱処理
- めっき、表面処理
- 様々な腐食
- 防食技術
- めっき処理 電気めっき、無電解めっき
- 様々な材料へのめっき、表面処理
- 表面処理の記号
- ワーク(表面処理を見極める 等)
確認テスト、解説、質疑応答
標準実施時間 5.5時間+休憩1時間※プログラムの内容、ワークの内容は一部変更する場合があります。※受講者はマイク、カメラを付けたPCでご参加ください。