トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)の基礎メカニズム・評価・解析および材料・表面技術を活用した摩耗対策、摩擦制御法
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 機械材料 機械技術一般 金属材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※地方や会社・自宅にいながらセミナーを受講することができます |
耐摩耗・摩擦制御のためのトライボロジー活用術を、
具体的な実用化・課題解決事例から学ぶ
設計・製造・設備・品質などのエンジニアを対象に、実務に直結する内容を厳選して紹介します!
◇材料技術(材料を利用する技術):鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料
◇表面技術(表面に機能を付加する技術): 熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜コーティング
このセミナーは【WEBセミナー(アーカイブ:撮影した動画)】でのご受講のみとなります(会場受講はありません)。
※WEBセミナーは、5/11~5/22の期間配信予定です。
セミナー講師
技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門) 安藤 克己 氏
【講師詳細】
略歴
1977年 新日本製鐵(株) [現、日本製鉄(株)] 入社。
釜石製鐵所、君津製鉄所、技術開発本部(富津)において、
製鉄設備のエンジニアリング、保全技術、設備管理、設備長寿命化のための
材料技術・トライボロジー研究開発、腐食・防食技術開発に従事。
2000年 (株)日鐵テクノリサーチ [現、日鉄テクノロジー(株)]において、
トライボロジー、材料・表面技術、腐食・防食技術に関する試験・分析・評価、
技術調査、研究開発支援、技術コンサルティング業務に従事。
2016年 安藤技術士事務所 開設。技術コンサルタントとして活動中。
専門
◇トライボロジー:摩擦、摩耗、潤滑
◇材料技術(材料を利用する技術):鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料
◇表面技術(表面に機能を付加する技術): 熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜コーティング
◇腐食・防食技術
著書
日本トライボロジー学会「セラミックスのトライボロジー-基礎と応用-」(共著),養賢堂(2003)
日本機械学会「機械工学便覧」(共著)β2材料学・工業材料 9章表面処理 9・2 耐摩耗性向上表面処理、丸善 (2006)
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
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セミナー趣旨
本セミナーでは、日常業務で、トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する課題に出合うことが多い、設計、製造、設備、品質などのエンジニアを対象に、トライボロジーの基礎である摩擦、摩耗、潤滑のメカニズム、摩擦摩耗特性の評価・解析法、ベースとなる材料技術(材料を利用する技術)と表面技術(表面に機能を付加する技術)全般について、実務に役立つと思われる内容を厳選して、講義します。
実用化事例、課題解決事例を紹介し、耐摩耗対策、摩擦制御等の課題を解決するトライボロジー活用術を習得していただきます。
受講対象・レベル
日常業務で、トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する課題に出会うことが多い、設計、製造、設備、品質などのエンジニアの方を対象に講義します。
トライボロジーに興味のある方、これから勉強しようという方にも最適なセミナーです。
習得できる知識
1. 実務で役立つトライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)の基礎知識
2. 材料(鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料等)と
表面処理(熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜被覆等)の組合せによる各種摩擦摩耗特性、各種摩擦摩耗試験による評価・解析法
3. 耐摩耗対策、摩擦制御など、実務で遭遇するトライボロジー的課題の解決方法の習得
※実務で困っている問題、課題等がある方はセミナー終了後、個別相談に応じます
セミナープログラム
1.はじめに
1.1 トライボロジーとは
1.2 トライボロジーの歴史
1.3 表面と接触
1.4 表面性状
1.5 固体の接触
2.摩擦のメカニズム
2.1 摩擦の法則
2.2 摩擦の機構
2.3 凝着部の成長
2.4 表面膜の影響
2.5 摩擦(摩耗)試験と摩擦係数
3.摩耗のメカニズム
3.1 摩耗の形態
3.2 アブレシブ摩耗
3.3 凝着摩耗
3.4 比摩耗量
3.5 摩耗形態図
3.6 エロージョン
3.7 焼付き
3.8 転がり疲労
3.9 摩擦摩耗試験結果例
4.潤滑のメカニズム
4.1 流体潤滑
4.2 弾性流体潤滑
4.3 境界潤滑
4.4 潤滑剤、潤滑油
4.5 グリース
4.6 固体潤滑剤
5.材料技術と表面技術
5.1 耐摩耗表面設計
5.2 金属材料
5.3 熱処理、拡散処理
5.4 セラミックス
5.5 高分子材料
5.6 表面被覆
5.7 薄膜被覆
6.トライボロジー評価・解析方法
6.1 摩擦摩耗調査・解析の事例
6.2 各種摩擦摩耗試験
6.3 表面性状解析(二次元、三次元)
6.4 試験機試作
7.実用化事例、課題解決事例
7.1 耐摩耗技術(セラミックス)の開発事例
7.2 耐熱・耐摩耗技術(製鉄機械設備:製銑~製鋼)の事例
7.3 高摩擦・耐摩耗技術 (溶射ロール)の開発事例
7.4 高摩擦・耐摩耗技術 (製鉄機械設備: 圧延~表面処理)の事例
8.質疑応答
9.個別相談