高分子への帯電防止性付与とブリードアウト、脱落制御
開催日 |
10:30 ~ 16:45 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
★ クリーンな環境の静電気対策! 透明でフレキシブルな帯電防止膜!
セミナー講師
1.三洋化成工業(株) 高機能マテリアル事業本部 研究部 高機能添加剤研究グループ ユニットマネージャー 杉本 佑子 氏2.名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 博士(理学) 岸 直希 氏3. (公財)名古屋産業科学研究所 研究部 上席研究員 小長谷 重次 氏
セミナー受講料
1名につき 60,500円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
- 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
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セミナープログラム
【10:30-12:00】
1.プラスチック用永久帯電防止剤の特徴、配合法と応用展開
三洋化成工業(株) 高機能マテリアル事業本部 研究部 高機能添加剤研究グループ ユニットマネージャー 杉本 佑子 氏
【講座趣旨】高分子型帯電剤についての特長、更に高分子型帯電防止剤を設計する際に考慮すべき項目について簡単に説明し、三洋化成でのポリオレフィン樹脂用高分子型帯電防止剤の開発事例を紹介する。また、三洋化成の高分子型帯電防止剤の使用例、用途展開についても述べる。
1.高分子型帯電防止剤についての概要 1.1 プラスチックの帯電防止について(目的と帯電防止方法) 1.2 低分子型帯電防止剤の特長 1.3 導電性フィラー、カーボンブラックの特長 1.4 一般的な高分子型帯電防止剤2.三洋化成の高分子型帯電防止剤 2.1 三洋化成の高分子型帯電防止剤(ペレスタット・ペレクトロン)の特長、使用方法 2.2 低分子型帯電防止剤との性能比較 2.3 カーボン材料との性能比較 2.4 スチレン樹脂(ABS等)用グレード 2.5 ポリオレフィン樹脂用グレード3.ペレスタット・ペレクトロンの使用例 3.1 ペレスタット・ペレクトロンの使用例 3.2 ペレスタット・ペレクトロンの用途展開【質疑応答】
【13:00-14:30】
2.カーボンナノチューブ導電性薄膜の成膜技術と透明導電膜、帯電防止膜への応用
名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授 岸 直希 氏
1.ナノカーボン材料の基礎2.単層CNT導電性薄膜の作製プロセス3.単層CNT導電性薄膜における導電性の決定要因 3.1 膜構造 3.2 キャリアドーピング4.透明導電膜、帯電防止膜としての応用【質疑応答】
【14:45-16:45】
3.帯電防止剤および導電剤のブリードアウトおよび 脱落現象とその制御法
(公財)名古屋産業科学研究所 研究部 上席研究員 小長谷 重次 氏
【講座の趣旨】帯電防止剤および導電剤のブリードアウトおよび 脱落現象とその制御法につき、最近の文献・特許情報や事例をもとに解説する。
1.はじめに 1.1 帯電防止剤と導電剤の基礎 1.2 ブリードアウトおよび脱落現象とは2.ブリードアウトと脱落因子について 2.1 ブリードアウトと脱落が引き起こす問題 2.2 ブリードアウトおよび脱落関与因子 2.3 ブリードアウトおよび脱落現象分析法とその実際3.各種帯電防止剤および導電剤のブリードアウトおよび脱落現象 3.1 イオン伝導型導電剤 (1)界面活性剤 (2)親水性高分子 (3)その他、最近の動向 3.2 電子伝導型導電剤 (1)カーボンブラック(CB、グラファイト) (2)ナノ炭素(CNF、CNT、グラフェンなど) (3)酸化物半導体(ITO) (4)金属粒子(Ag、Cuなど) (5)導電性高分子 (6)その他、最近の動向4.ブリードアウトおよび脱落コントロール法 4.1 相溶性、溶解性の観点からー溶解度パラメーター(SP値)の意義ー 4.2 分子量、形態、構造の観点からー拡散速度制御ー 4.3 文献・特許等にみられる方策例【質疑応答】