【中止】微生物によるカーボンリサイクル
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 地球温暖化対策技術 生物・細胞技術 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
伊原 正喜 氏国立大学法人 信州大学 生命医工学専攻 生命工学分野 農学部農学科生命機能科学コース担当先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 工学博士
【講師経歴】 平成16年4月 独立行政法人 理化学研究所 基礎特別研究員 平成18年10月 東京大学 工学部 特任助教 平成21年10月 信州大学 農学部 有期雇用特定助教 平成21年10月 国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究員(平成27年3月まで兼務) 平成26年10月 信州大学 農学部 助教 平成30年10月~現在 信州大学 農学部 准教授
【活 動】 平成14~18年 光合成反応中心タンパク質の改良 平成18~21年 バイオセンサーの開発 平成21~26年 光駆動二酸化炭素固定系の開発 平成26~現在 微生物によるカーボンリサイクル(二酸化炭素固定菌および藻類に関する研究開発)
セミナー受講料
44,000円(税込)* 資料付*メルマガ登録者 39,600円(税込)*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。 → https://zoom.us/test
- 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
セミナー趣旨
脱炭素社会では二酸化炭素が資源であり、二酸化炭素から石油代替物質を生産することになる。しかし、二酸化炭素は安定な分子であるため、固定化にはエネルギーが必要である。当然、化石燃料由来のエネルギーを利用できないため、自然エネルギーや再生可能エネルギーを用いることになるが、より省エネで持続可能なシステムが必要である。微生物は長い進化の中で高効率且つ低環境負荷バイオシステムを開発しており、学ぶべき点は多い。我々は、二酸化炭素固定菌や藻類の改善に取り組み、Air-to-Chemicalsの実用化を目指している。セミナーでは、微生物によるカーボンリサイクルの概要、生化学的原理、我々取り組みと海外の研究動向から展望まで紹介したい。
受講対象・レベル
脱炭素技術関係者や微生物プロセス技術者
習得できる知識
微生物によるカーボンリサイクルの概要、生化学、現状と展望
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 脱炭素社会の概要 1-1. 二酸化炭素の固定化 1-1-1. 二酸化炭素の物性 1-1-2. 二酸化炭素固定化の化学 1-1-3. 二酸化炭素固定化と二酸化炭素隔離 1-1-4. 二酸化炭素固定化の動向 1-2. 脱炭素社会 1-2-1. 江戸時代のエネルギー事情 1-2-2. 現在のエネルギー事情 1-2-3. 脱炭素社会のエネルギー事情 1-2-4. 太陽光発電 1-2-5. 風力発電 1-2-6. 電気自動車と蓄電池 1-2-7. 水素とアンモニア 1-2-8. 山林の活用 1-3. カーボンリサイクル 1-3-1. 二酸化炭素固定生物 1-3-1. 人工光合成 1-3-2. メタネーション 1-3-3. フィッシャー・トロプシュ(人造石油) 1-3-4. 窒素固定 2. 微生物による二酸化炭素固定の生化学 2-1. 光合成生物による二酸化炭素固定 2-1-1. 光合成(明反応) 2-1-2. 光合成(暗反応) 2-1-3. NADHとATP 2-1-4. 酸化的リン酸化によるATP合成 2-1-5. 光合成の効率 2-1-6. 光合成生物の課題 2-1-7. 光合成生物の得意を活かすには 2-1-8. 窒素固定藻類 2-2. 非光合成生物による二酸化炭素固定 2-2-1. ヒドロゲナーゼと酸化的リン酸化によるATP合成 2-2-2. NADHと酸化還元反応 2-2-3. 水素酸化細菌 2-2-4. 水素酸化細菌の見つけ方 2-2-5. 水素酸化細菌によるタンパク質生産 2-2-6. 水素酸化細菌による生分解性プラスチック生産 2-2-7. 水素酸化細菌によるバイオ燃料生産 2-2-8. 水素酸化細菌の課題 2-2-9. ギ酸酸化菌およびギ酸資化菌 2-2-10. ギ酸ヒドロゲナーゼと酸化的リン酸化によるATP合成 2-2-11. アンモニア酸化菌(硝化細菌) 2-2-12. 鉄酸化菌 2-2-13. 嫌気的非光合成生物 2-2-14. メタン生成菌 2-2-15. アセトジェン 3. 現状と展望 3-1. 光合成生物(微細藻類)培養の実際 3-1-1. 培養装置と培養液 3-1-2. コンタミネーション 3-1-3. 藻類を捕食する生物 3-1-4. 株の維持 3-2. 微細藻類の農業活用/養殖活用 3-3. 最強の微細藻類とは? 3-4. 水素酸化細菌培養の実際 3-4-1. 太陽光発電と水素酸化細菌培養の組み合わせ 3-4-2. 培養装置と培養液 3-4-2. コンタミネーション 3-4-3. 生分解性プラスチックの抽出 3-4-4. 株の維持 3-5. 水素酸化細菌の農業活用/養殖活用 3-6. 最強の水素酸化細菌とは? 3-7. 微生物によるカーボンリサイクルが築く脱石油社会