【Live配信セミナー】車載コンデンサの設計と小型・大容量化に向けた技術動向

60,500 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:15 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 自動車技術   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いませんLive配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。

★ 車載に対応するための長寿命、低抵抗、高耐熱化技術を徹底解説!

セミナー講師

1. ルビコン(株) 技術本部 技術部 主幹設計員 博士(工学) 向山 大索 氏 2. 特定非営利活動法人サーキットネットワーク 理事長 梶田 栄 氏 3. サン電子工業(株) 技術本部 顧問 鹿熊 健二 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(消費税込み・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込み)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。 → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
  • Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナープログラム

<10:30〜12:00>1.車載電装機器で使用される各種コンデンサの基本原理とその設計 ルビコン(株) 技術本部 技術部 主幹設計員 博士(工学) 向山 大索 氏 

【講座概要】近年の脱化石燃料の動きに伴い、内燃機関自動車の法規制導入が世界各国で検討され、電気自動車へのシフトが加速されていくと考えられます。あわせて、自動運転支援システムの導入や自動運転の動きもあり、今後ますます様々な自動車電装機器が増えていくと予想されます。これら駆動用システムや電装機器のECUにはその用途に応じて様々なコンデンサが使用されており、車載用コンデンサ需要も増加していくと考えられます。従って、自動車技術に関わる設計者にとって、受動部品の一つの柱であるコンデンサについて理解しておくことは意義があると考えます。 【受講対象】パワエレ回路設計初心者,コンデンサに係る業務に従事されている方【受講後、習得できること】 漠然と回路ごとに使い分けていたコンデンサ種について,本セミナーによって理由が明確になると考えます。また,コンデンサの基本構造と誘電体特性がコンデンサのインピーダンスにどのように関わっているのか理解できます。コンデンサ設計や信頼性確保において重要なコンデンサの発熱量・温度推定についても解説する予定です。

1.車載電装機器とコンデンサ 1.1 車載電装機器と使用されているコンデンサ 1.2 各種コンデンサの構造と特徴2.パワエレ回路とコンデンサ 2.1 平滑回路 2.2 共振回路 2.3 スナバ回路3.コンデンサの基本構造とインピーダンス 3.1 コンデンサ基本構造か  3.2 コンデンサのインピーダンス特性4.誘電体特性について5.リプル電流によるコンデンサ発熱量推定 5.1 リプル電流とコンデンサインピーダンス特性 5.2 どのように発熱推定するか6.コンデンサの熱設計 6.1 コンデンサの熱回路網モデル 6.2 電気・熱マルチドメイン7.まとめ

【質疑応答】

<13:00〜14:30>2.フィルムコンデンサの動向と車載に向けた技術課題特定非営利活動法人サーキットネットワーク 理事長 梶田 栄 氏

【講演概要】SDGsやカーボンニュートラルなど環境問題に対応するために車の電動化が各国で義務化されてきた。車の電動化には電源の制御が必須の技術課題である。奇麗な電源を供給するには電源を平滑化しなくてはならず、そのために注目されているのが、フィルムコンデンサである。フィルムコンデンサに関して、必要な知識をここで解説する。【受講対象】技術部門の方、 電子部品購買部門の方、 電源回りに関係している方、学生【受講後習得できること】電源制御の基礎知識、コンデンサに関する基礎知識1.コンデンサの基本 1.1 コンデンサの基本性質 1.2 コンデンサの働き 1.3 コンデンサの種類2.フィルムコンデンサ 2.1 フィルムコンデンサの構造と原理 2.2 フィルムコンデンサの外形形状 2.3 フィルムコンデンサの特徴3.フィルムコンデンサの技術課題 3.1 使用上の注意事項 3.2 技術課題4.フィルムコンデンサの動向 4.1 小型大容量化 4.2 高耐熱化 4.3 低騒音化5.まとめ

【質疑応答】

<14:45〜16:15>3.導電性高分子ハイブリッドタイプのアルミ電解コンデンサの開発と今後の展望サン電子工業(株) 技術本部 顧問 鹿熊 健二 氏

 【講座概要】近年、自動車の自動運転技術の進歩やEV化に伴い、それに使用されるコンデンサには小型、大容量で低ESR、長寿命化の要求が益々強くなっています。そのようなコンデンサとして固体コンデンサが知られていますが、固体コンデンサでは陽極箔上に、電体皮膜の修復に乏しい導電性高分子が使用されているため、漏れ電流が高くなりやすく、ショートに至るものもありました。本セミナーでは低ESRと耐ショート性の優れたコンデンサであるハイブリッド型コンデンサの開発背景、製造方法、各方面からのアプローチについて最近の技術開発状況を紹介します。 【受講対象】コンデンサの若手研究員【受講後習得できること】ハイブリッド型コンデンサの基礎知識

1.ハイブリッド型コンデンサの開発の背景 1.1 各種コンデンサの特徴 1.2 市場の要求

2.ハイブリッド型コンデンサの製造方法 2.1 ポリピロール素子内重合法 2.2 PEDOT素子内重合法 2.3 PEDOT:PSS分散液含浸法

3.ハイブリッド型コンデンサの特性 3.1 高耐圧化 3.2 低漏れ電流化 3.3 低ESR化

4.今後の展望 4.1 開発トレンド 4.2 生産実績および今後の需要予測

【質疑応答】