パワーデバイスの基礎ならびにSiC/GaNデバイス・実装の最新技術動向

47,300 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 電子デバイス・部品   半導体技術   無機材料
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

SiC/GaN開発技術の現状と今後の動向について パワー半導体素子や実装技術、さらには市場予測を含めわかりやすく丁寧に解説します!また、酸化ガリウム・ダイヤモンドパワーデバイスの現状についてもご紹介します。

セミナー講師

 国立大学法人 筑波大学 数理物質系 物理工学域 教授 博士(工学) 岩室 憲幸 先生

■ご略歴1984年早稲田大学理工学部卒、1998年 博士(工学)(早稲田大学)富士電機株式会社に入社。1988年から現在までパワーデバイスシミュレーション技術、IGBT、ならびにWBGデバイス研究、開発、製品化に従事。1992年North Carolina State Univ. Visiting Scholar. MOS-gate thyristorの研究に従事.1999年~2005年 薄ウェハ型IGBTの製品開発に従事。2009 年5月~2013年3月 産業技術総合研究所に出向。SiC-MOSFET、SBDの研究ならびに量産技術開発に従事。2013年4月~ 国立大学法人 筑波大学 教授。現在に至る。■ご専門シリコン、SiCパワー半導体設計技術■本テーマ関連学協会でのご活動IEEE Senior Member IEEE Electron Device Society Power Device & IC Technical Committee Member電気学会 シリコンならびに新材料パワーデバイス・IC技術調査専門委員会 元委員長電気学会上級会員、応用物理学会会員パワー半導体国際シンポジウム(ISPSD) 2017, 2021 Steering Committee Member.

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  2023年現在、世界各国は自動車の電動化(xEV)開発に向け大きく進展している。そして2030年代には日、米、欧、中がガソリン車の新車販売を禁止するなど、xEVは、もはや大きな潮流となった感がある。xEVの性能を決める基幹部品であるパワーデバイスでは、新材料SiC/GaNデバイスの普及が大いに期待されている。しかしながら現状では、シリコンIGBTがxEV用途の主役に君臨しており、今後しばらくはシリコンIGBTの時代が続くともいわれている。これはとりもなおさず、SiC/GaNデバイスの性能、信頼性、さらには価格が市場の要求に十分応えられていないことによる。最強のライバルであるシリコンIGBTからSiC/GaN開発技術の現状と今後の動向について、パワー半導体素子や実装技術、さらには市場予測を含め、わかりやすく、かつ丁寧に解説する。

受講対象・レベル

パワーエレクトロニクス開発ご担当、パワーデバイス開発ご担当、パワーエレクトロニクス機器販売、パワーデバイス販売ご担当者

必要な予備知識

教養程度の工学の知識があれば十分です。

習得できる知識

・パワーデバイスならびにパッケージ技術の最新技術動向。パワーデバイス市場。シリコンIGBTの強み。・SiC / GaNパワーデバイスの特長と課題。SiCデバイス実装技術。SiCデバイス特有の設計、プロセス技術、など

セミナープログラム

1.パワーエレクトロニクス(パワエレ)とは?  1-1 パワエレ&パワーデバイスの仕事  1-2 パワー半導体の種類と基本構造  1-3 パワーデバイスの適用分野  1-4 パワーデバイスを使うお客様は何を望んでいるのか?  1-5 MOSFET・IGBTだけが生き残った。なぜ?  1-6 パワーデバイス開発のポイントは何か?2.最新シリコンMOSFET、IGBTの進展と課題  2-1 パワーデバイス市場の現在と将来  2-2 パワーデバイス開発のポイント  2-3 最新MOSFET, IGBTを支える技術  2-4 IGBT 薄ウェハ化の限界  2-5 IGBT特性改善の次の三手  2-6 新構造IGBT:逆導通IGBT(RC-IGBT)の誕生  2-7 シリコンIGBTの実装技術3.SiCパワーデバイスの現状と課題  3-1 半導体デバイス材料の変遷  3-2 なぜSiCパワーデバイスが新材料パワーデバイスの中でトップなのか  3-3 SiCのSiに対する利点  3-4 各社はSiC-MOSFETを開発中。なぜSiC-IGBTではないのか?  3-5 SiCウェハができるまで  3-6 SiC-SBDそしてSiC-MOSFET開発へ  3-7 SiC-MOSFET普及拡大のために解決すべき4つの課題  3-8 SiC-MOSFET最近のトピックス   3-9 SiCのデバイスプロセス(Siパワーデバイスと何が違うのか)  3-10 SiCデバイス信頼性向上のポイント  3-11 SiC-MOSFET内蔵ダイオードのVf劣化とは?  3-12 最新SiC MOSFET技術  4.GaNパワーデバイスの現状と課題  4-1 なぜGaNパワーデバイスなのか?  4-2 GaNデバイスの構造  4-3 SiCとGaNデバイスの狙う市場  4-4 GaNパワーデバイスはHEMT構造。その特徴は?  4-5 ノーマリ-オフ・ノーマリーオン特性とはなに?  4-6 GaN-HEMTのノーマリ-オフ化  4-7 GaN-HEMTの課題  4-8 GaNパワーデバイスの弱点はなにか  4-9 縦型GaNデバイスの最新動向  4-10 縦型SiCデバイス 対 縦型GaNデバイス。勝ち筋はどちらに?5. 酸化ガリウム・ダイヤモンドパワーデバイスの現状  5-1 酸化ガリウムとその特徴  5-2 酸化ガリウムパワーデバイス最新開発状況  5-3 ダイヤモンドパワーデバイス開発状況6.SiCパワーデバイス高温対応実装技術  6-1 高温動作ができると何がいいのか  6-2 SiC-MOSFETモジュール用パッケージ  6-3 パワーモジュール動作中の素子破壊例  6-4 SiCモジュールに必要な実装技術7.まとめ