ビッグデータ時代のデータリテラシー1日コース
開催日 | 9:30 ~ 18:00 |
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主催者 | (一財)日本科学技術連盟 |
キーワード | データマイニング/ビッグデータ AI(人工知能) 機械学習・ディープラーニング |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ライブ配信 |
機械学習活用の推進に必要なデータの観察眼を習得できる!
機械学習の急速な発展は、モノづくりの分野にも多大な影響を及ぼしています。機械学習の能力が高まるにつれて解析結果への依存が高まり、その結果として技術者がデータを固有技術的な視点で吟味する機会が減っています。またデータ構造における、「系」から「個」へという観測視点の変化も始まっており、求められる認知能力も変わっています。
ビッグデータ時代のデータリテラシー(読み書き能力:目の前のデータを読み取り、次の分析アクションにつなげていく能力)は、従来のデータリテラシーとは異なります。「特徴量」「観測フレーム」「バイアス」に関する知識が必要であり、これらを理解していないと、分析結果が全く違うものになってしまうリスクがあります。本セミナーでは、これらを、実例を交えて解説します。
本コースの受講を通じて、ビッグデータを扱う可能性のあるすべての技術者に、新たなデータリテラシーの概念をご理解いただくことをお勧めします。
セミナー講師
吉野 睦 氏((株)デンソー)
セミナー受講料
賛助会員 39,600円一般 44,000円※税込み
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。 またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
受講について
■ライブ配信のビデオ会議(遠隔会議)システムは「Zoom」を使用します。■申込前に、事前に以下のテストサイトで、スピーカーとマイクのテストを確認してください。 https://zoom.us/test *セミナー当日に視聴できないとのお問い合わせを頂戴した場合、対応できない場合がございます。■本セミナーは、1IDにつき1名様の受講をお願いしております。複数人での受講はできません。■本セミナーでは、講義資料を事前に参加者に送付いたします。お申し込みの際、「参加者情報入力画面」において、送付先は「勤務先」か「自宅」か、また、ご参加者様の〒、住所、E-mailアドレスは、必ずご入力ください。■ライブ配信へのお申込みは、開催日の4営業日前までにお願いします。
セミナー趣旨
● AIのフレーム問題、データ構造の変化(個を測って系を知る)、特徴量などについて扱います。●DN7※((株)デンソーより無償提供のソフトウェア)を用いた演習を行います。※DN7(Digital Native Quality Control 7 Tools)※こちらでも紹介されています。● データ分析プロジェクトを進めるためのフレームワークであるCRISP-DMにおける「データの理解」「データの準備」に焦点を絞り、データ観察テクニックを伝授します。
受講対象・レベル
・ AI(人工知能)、機械学習、IoT推進に携わる技術者で、データの解析につなげる準備の基本を学びたい方・ データの解析につなげる準備の基本についてこれから学ぶ初心者の方・ データの解析につなげる準備に携わる実務者で、従来のデータリテラシーとの違いを学びたい方・ 社内でデータの解析方針を立案する実務者の方
セミナープログラム
1日コース
第1日 9:30〜18:00
■午前データリテラシー概論(本講の背景) データリテラシー復活、系の代表値を考える フレーム問題・誤認識、サンプリング・バイアス
■午後データ可視化と理解(Understanding) 分布と外れ値…ヒストグラムと正規分布への変換 分布の変化(ウォーターフォールプロット)、アウトライア 変数間の関連性…連続データ:相関・偏相関 離散データ:共起性・ポリコリック相関 ローワイズアウトライア、セルワイズアウトライア
解析方法とデータ準備(Preparation) 尺度変換…基準化・正規化、ベースライン処理、誤差について 技術視点に沿ったデータ変換…対数変換と対数正規分布 技術視点の特徴量、交互作用と一般化レゾリューション 二値データの交互作用