はじめての化学分析・機器分析 ~知っておくべき基礎と実践テクニック~
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術一般 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
○基礎原理だけでなく、分析の組み立てや進め方など「分析実務」の考え方を学ぶことで、効果的な分析や業務へのフィードバックの礎に! ○目的設定など分析を始める前の準備から、器具の取扱いや試料採取・前処理のポイント、測定からデータ処理、報告レポートの作成まで。
セミナー講師
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 川崎技術支援部 主任研究員 博士(工学) 矢矧 束穂 先生 技術士(化学部門)
■ご略歴2008年 (財)神奈川科学技術アカデミー(現:(地独)神奈川県立産業技術総合研究所)入所。現在 (地独)神奈川県立産業技術総合研究所 川崎技術支援部分析化学及び機器分析を応用した各種材料の評価、顕微鏡技術を応用した材料解析手法の研究及び開発、分析に関する技術相談・技術提案などに従事。分析に関する初学者向けの書籍として「すぐ身につく分析化学・機器分析の実務」を執筆。
セミナー受講料
【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
今日の社会において、分析は品質管理、研究開発、教育、医療など多くの場面で用いられており、機器分析や化学分析の場面を目にする機会は多い。一方、単に分析機器を導入しオペレーターを配置しただけでは分析業務が円滑に進まないことも多々ある。分析を効率的に活用して業務へ応用するためには、分析機器の操作方法を習得するだけでは不十分であり、分析原理や分析対象となる試料の知識に加えて「分析の使い方」を熟知しておく必要がある。分析を学ぶ上では、分析化学や機器分析の書籍は非常に役に立つが、タイトルに「分析」と付いたほとんどの書籍には分析の原理や分析事例に関する記載はされているものの、分析の組み立て方や分析の進め方といった実務的な記載はされていないことが多く、分析によって明らかにされた事象を業務へフィードバックする手順と方法は経験に基づくノウハウとなっている。 本講座は分析を専門としていない方やこれから分析に携わる方が分析を効率的に使えるようになることを目的としており、「どのように分析を進めるのか?」、「分析でできることは何なのか?」という視点から分析に携わる上で礎となる事項の説明を行う。
受講対象・レベル
・機器分析や分析化学の初学者・品質管理や研究開発の中で分析を使用している方・分析データを総合的に解釈して社内報告を行う必要のある方 など
必要な予備知識
特に必要ありません。
習得できる知識
・技術的な課題解決に繋がる分析の進め方・分析を業務へ応用する際の手順・分析に携わる上での心得と考え方など
セミナープログラム
1.分析の基本 1.1 分析とは? 1.2 化学分析と機器分析 1.3 研究開発・不具合解析・品質管理における分析の必要性2.分析によって明らかになること 2.1 分析で何ができるのか? 2.2 定性分析 2.3 定量分析 2.4 応用分析(分離分析、微量分析、状態分析、表面分析、局所分析)3.分析に必要な考え方 3.1 分析の組み立て方と進め方 3.2 分析の3要素 3.3 分析目的の明確化 3.4 試料採取 3.5 試料前処理 3.6 測定 3.7 データ処理 3.8 分析結果のまとめとレポートの作成4.分析に必要なテクニック 4.1 実験器具や試薬の取り扱い 4.2 試料の取り扱い 4.3 試料の採取方法 4.4 代表的な試料前処理5.分析機器管理の基本<質疑応答>
*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。