高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 光学技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信※会場での講義は行いません。 |
★応用先に合わせたポリマー高屈折率化の方法とその考え方 屈折率の各種測定方法の特徴、選び方、測定時のポイントを解説!
日時
【Live配信】2024年7月12日(金) 10:30~16:30【アーカイブ(録画)配信】 2024年7月24日まで受付(視聴期間:7月24日~8月2日まで)
セミナー講師
関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 教授 博士(工学) 工藤 宏人 氏略歴2000年3月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質電子化学専攻 博士後期課程 修了 博士(工学)2000年4月 山形大学大学院 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 講師(中核的研究機関研究員)2000年4月 神奈川大学 助手(工学部 応用化学科)2007年4月 神奈川大学 助教 (工学部 物質生命化学科)2009年4月 神奈川大学 准教授(工学部 物質生命化学科)2012年4月 関西大学 准教授 (化学生命工学部 化学・物質工学科)2016年4月 関西大学 教授 (化学生命工学部 化学・物質工学科) 現在に至る。専門高分子合成、有機合成、様々な形状の高分子を合成し、機能性材料へ応用する研究を主とする。他に、極端紫外線レジスト材料への合成研究も主としている。学会賞など2007年 高分子学会「日立化成賞」“環状オリゴマーを基盤とした光機能性材料(レジスト、屈折率変換材料)の開発”2012年 合成樹脂工業協会・学術奨励賞 「UV硬化性樹脂の開発を目的とした光機能性ハイパーブランチポリマーの合成」2019年 合成樹脂工業協会・学術賞 「高性能なネットワーク構造の創製を目的とした新規硬化反応の開発」
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
受講について
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セミナー趣旨
ポリマーの屈折率は、ローレンツ・ローレンツの式で表されるように、ポリマーを構成する分子屈折率と密度に依存される。ポリマーの屈折率を上昇させるには、分子屈折率の高い元素をポリマーに付与すればよい。また、屈折率の測定方法は、アッベ屈折計による方法、エリプソメーターによる方法、プリズムカップラーによる方法と、三種の方法がある。このことは、高屈折率材料を応用する用途により、測定方法を選択するする必要がある。高屈折率材料をどのような用途に応用し、それはどのような分子設計をすべきなのかを、ポリマーの合成法から解説する。
習得できる知識
・ポリマーの屈折率の測定方法・高屈折率材料の開発方法と応用・高屈折率材料の合成方法・高屈折率材料の物理的特性の評価方法
セミナープログラム
1.ポリマーの屈折率の測定方法 ・屈折率の原理 ・アッベ数 ・測定方法
2.高屈折率ポリマーの開発例 ・プラスチックレンズ材料の開発例 ・ストランドの作成方法 ・マイクロレンズへの応用
3.含硫黄ポリマー ・合成法 ・性質 ・屈折率制御
4.特殊構造高分子とそれらの物理的特性 ・ケイ素元素を有する高密度なポリマーの合成 ・屈折率特性
5.高アッベ数ポリマーの分子設計 ・原理 ・分子設計方法
6.含テルルポリマーの合成と屈折率特性 ・合成法 ・屈折率と性質
7.含ヨウ素ポリマーの合成と屈折率1.8以上のマイクロプラスチックレンズ材料の可能性 ・合成法 ・屈折率と性質
8.屈折率変換材料の開発 ・合成法 ・屈折率変換の原理 ・測定【質疑応答】