ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂材料   分析・環境化学
開催エリア 全国
開催場所 【ライブ配信】オンライン配信セミナー

~ポリマ―アロイの界面・構造で何が起こっているのか~ポリマーアロイを設計、開発し、分散構造・界面構造・微細構造(モルフォロジー)を制御したい方はぜひ!

ポリマーアロイをとことん観察・解析・測定し、高性能化・高機能化するために ナノサイズも含めたモルフォロジー観察・測定法 基本的な分散構造設計の考え方と観察・解析手法、界面構造・相容化剤の存在分布解析、熱力学的な解釈…

 

日時

【ライブ配信】 2024年7月31日(水)  10:30~16:30【アーカイブ配信】 2024年8月16日(金)  まで受付(視聴期間:8/16~8/29)  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー講師

テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏高分子学会フェロー※元住友化学(株) 理事研究所長、元日本エイアンドエル(株) 代表取締役社長専門高分子合成、高分子・ポリマーアロイ材料設計、製造プロセス設計、技術指導・経営企画コンサルテーション活動北海道大学大学院工学研究院 非常勤講師公益社団法人高分子学会フェロー公益社団法人新化学技術推進協会 新素材分科会世話人

元甲南大学理工学部 非常勤講師元関西ゴム技術研修所 特定課目講師元住友化学(株)理事研究所長、元日本エイアンドエル(株) 代表取締役社長テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

現代社会では多量の高分子材料が工業的に提供されているが、高度化する市場からの要求に対応するために、材料設計開発の場では種々のポリマーアロイ技術が適用されている。最近、市場における要求性能・機能の高度化と、高分子材料のリサイクルや非化石資源化の要請から、ポリマーアロイの分散構造制御や形成されたモルフォロジーの観察・解析技術に関する関心が再び高まっている。本セミナーでは基本的な分散構造設計の考え方から観察・解析手法や界面構造・相容化剤の存在分布解析の事例を紹介するとともに、熱力学的な解釈についても解説する。

受講対象・レベル

プラスチック材料開発技術者、樹脂・ゴム加工製品製造技術者、樹脂マテリアルリサイクル技術の検討担当者、植物由来樹脂ベースの材料設計・選定担当者

習得できる知識

ポリマーアロイの材料設計、製造技術、混練と分配・分散、ポリマーアロイの分散構造の観察・測定技術、界面構造の解析手法、アロイ中の相容化剤の分析手法、混合自由エネルギー変化と相溶性、溶解性パラメーター

セミナープログラム

1.ポリマーアロイの相分離構造とその形成機構 1.1 相溶領域から非相溶領域へのシフト:相図(組成-温度線図)とスピノーダル分解 1.2 モルフォロジ―形成の熱力学的解釈 1.3 モルフォロジ―(分散粒径・粒径分布)が樹脂物性に及ぼす影響 1.4 非相溶性ポリマーアロイにおける分散相粒径の制御技術 1.5 相溶化剤(相容化剤)を用いるμmレベルの分散制御と  リアクティブプロセッシング法による「第三世代ポリマーアロイ」2.ポリマーアロイのモルフォロジー観察・測定法 2.1 相分離現象の観察 2.2 相分離構造の観察 2.3 各種分析装置・検出装置との組み合わせによる解析 2.4 ポリマーアロイのモルフォロジーと粘弾性特性 2.5 モルフォロジーと熱分析法 2.6 相容化剤の分布(存在)の解析事例3.ナノサイズのモルフォロジー観察・解析 3.1 nmレベルの分散ポリマーアロイの形成と性能・機能 3.2 三次元TEMT手法の進展 3.3 AFM(SPM)によるモルフォロジー解析4.新規なモルフォロジーを有する材料開発 4.1 植物由来樹脂成分の組み合わせによる高衝撃強度組成物 4.2 リサイクル樹脂の性能向上剤の開発事例5.まとめとQ&A