地球化学コードPHREEQCを活用した化学反応のモデリング

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学反応・プロセス   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆PHREEQCの使い方を理解するために、化学平衡計算を主とした基礎理論からソフトの使い方までを、初学者の方にもわかりやすく解説いたします! 

~簡単な実習を予定しております。PHREEQCをインストールしたPC(OS:Windows推奨)をご用意ください!~

セミナー講師

九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教 博士(工学) 小山 恵史 氏≪専門≫ 汚染水浄化、資源処理、環境微生物学、化学平衡論、反応速度論≪略歴≫ 2020年3月 九州大学 工学府 地球資源システム工学専攻 博士後期課程 修了 2020年4月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 博士研究院 2021年4月 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 研究員 2022年4月 早稲田大学 理工学術院 環境資源工学科 講師 2024年3月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ 会員の方あるいは新規会員登録していただくと、通常1名あたり55,000円(税込)から ・1名申込の場合、49,500円(税込)になります。 ・2名以上同時申込の場合、1名あたり44,000円(税込)になります。   ※割引適用には受講者全員の会員登録が必要です。※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 廃水処理や湿式製錬等のプロセス設計では、溶液中の各化学種の存在状態を正確に把握し、状況によって変動する共存元素の影響を的確に評価することが不可欠である。溶液中の各化学種の存在状態を化学平衡計算によってシミュレーションすることが可能である地球化学コードは、そのような最適プロセス設計への重要なツールの1つである。 本セミナーでは、地球化学コードのフリーソフトウエアの1つであるPHREEQCを用い、例題を用いながら、その使い方を基礎から解説する。PHREEQCでは、スタンダードな化学平衡計算に加えて、反応速度式や表面錯体モデルを用いた吸着現象を取り扱うことも可能である。本セミナーでは、それらの基礎理論から応用までステップを追って説明する。 PHREEQCの使い方を理解するために、化学平衡計算を主とした基礎理論からソフトの使い方までを、初学者の方にもわかりやすく解説いたします。ぜひご参加ください。

PHREEQCをインストールしたPCをご用意ください。インストール方法はこちらをご参照ください。※講師のPCと環境や設定を合わせるためにOSはWindowsを推奨いたします。※MacPCの方もご受講いただけますが、一部サポートができない場合もございます。

受講対象・レベル

・廃水処理や湿式プロセス等の液液反応・固液界面反応を利用する研究開発・生産製造に携わる企業・大学の方(初心者から中級者まで)・PHREEQCの基礎知識・基本的な操作方法を学びたい方(化学の基礎を抑えている方が望ましい)

習得できる知識

・PHREEQCの基礎知識・基本的な操作方法・PHREEQCで取り扱うことのできる化学反応の基礎知識・化学平衡反応や反応速度論のシミュレーションにおける取り扱い方

セミナープログラム

1.PHREEQCとは  1-1 PHREEQCの説明  1-2 解析の流れ  1-3 データベースの解説  1-4 基本的な操作方法

2.溶液平衡計算  2-1 化学反応と平衡  2-2 イオン強度と活量  2-3 pHの算出  2-4 pH-logCダイアグラム

3.沈殿平衡計算  3-1 沈殿生成の判定方法  3-2 PHREEQCにおける固相の取り扱い  4.反応速度論  4-1 速度論を考慮すべき反応  4-2 反応速度式の基礎  4-3 反応速度式の組み立て方  4-4 PHREEQCへの速度式の組み込み方  4-5 固体の溶解反応速度式

5.表面錯体形成  5-1 表面錯体モデル  5-2 表面錯体と表面電位の関係性  5-3 PHREEQCへの表面錯体反応の組み込み方

6.その他取り扱える反応  6-1 一次移流拡散  6-2 温度影響  6-3 イオン交換反応

7.事例紹介

【質疑応答】