分散剤の種類・特徴と選び方および正しい使い方

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:30 
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主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学反応・プロセス   物理化学   化学技術
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

~分散剤を使いこなす為の界面活性剤及び粉体の知識~

分散を理解する為の界面活性剤の基礎知識から分散剤の考え方と選定方法、評価方法まで解説します!

【アーカイブ配信:8/8~8/21】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

三ツワフロンテック(株) 技術顧問 成見 和也 氏<ご専門>界面活性剤、分散剤、消泡剤<ご略歴>京都工芸繊維大学修士課程終了。 三洋化成工業(株)、サンノプコ(株)にて研究、新製品開発営業に従事。

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料(PDF)は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

1.分散剤ならどのような粉体でも分散できるかと言うと答えは“NO!”である。その理由は?2.分散には50数年前に提案された古い概念“分散の三要素”が基礎的な考え方がある。古い概念であるが現在のナノ粒子の分散にも十分に応用可能である。粒子の粒子径によって分散の三要素をどのように考えるか、応用するかがポイントになる。3.分散の基本概念(分散の3要素)を理解するには界面活性剤の基礎知識が必要である。4.分散を考える時、分散体である粉体の物性について十分に理解していないと適切な分散剤(湿潤・分散剤)の選定時迷ってしまう。その為にも粉体の分散に関連する物性等を十分に説明する。5.最適分散剤選定の目途をつけるための簡易実験方法とは?

習得できる知識

1.分散の3要素“(1)ぬれ、(2)解きほぐし性、(3)安定性”とは2.分散を理解する為の界面活性剤の基礎知識3.分散の良否を決める粉体の基礎知識4.最適分散剤を見つけるための基礎知識5.分散剤選定の目途を付けるための簡易方法

セミナープログラム

1.分散とは…分散及び分散剤とは?

2.分散の理解につながる界面活性剤の基礎知識とは?

3.分散に界面活性剤の基礎知識をどのように応用するか?

4.安定な分散体を得るための分散と粉体の関係とは 粉体の粒子径と粒子形と分散との関係

5.分散とは…分散の三要素の理解と使い方 5.1 DLVO理論と分散について 5.2 分散の三要素について  5.2.1 ぬれ性(初期湿潤・分散性)  5.2.2 解きほぐし性  5.2.3 分散体(スラリー)の安定性

6.分散剤の考え方と選定方法、評価方法 6.1 分散剤ならどのような粉体でも分散できるか⇒NO! 6.2 分散を考える時のキーポイント 6.3 高分子分散剤と低分子分散剤(湿潤・分散剤)の違い、使い分け 6.4 高分子分散剤の粉体への吸着特性

7.水系分散剤選定のポイント 7.1 粉体の粒子径と分散剤の種類・分子量の関係 7.2 粉体の組成と分散剤の組成の組合せのポイント 7.3 粉体の粒子径と分散剤の添加量の目途について 7.4 高分子分散剤と低分子分散剤の使用上の違いは何か(単独使用か併用使用か) 7.5 ノニオン界面活性剤のHLBと分散性の関係 7.6 要求(所要)HLBとは、粉体の種類(物性の差異)による使い方の違いについて 7.7 市販水系高分子分散剤一覧表

8. 水系分散で実際に起こったトラブルとその原因、解決法* 分散行程中のスラリー温度の上昇やPH変化によるスラリーの不安定化の原因と対策

9.溶剤系分散の選定のポイントについて 9.1 分散剤/溶媒/粉体の相関による分散性の違い、分散剤の使い方等について 9.2 ぬれ性を示す基準になるSP値の考え方、使い方及び発展形のHSP(ハンセンパラメータ)について 9.3 ソーレンセンの酸・塩基相互作用の考え方、使い方… 強固で厚い吸着層の形成、実施例

10.溶剤系分散剤メーカー及び代表品名一覧

11.櫛型ポリマー系分散剤の特徴及び使い方について *水系分散剤、溶剤系分散剤

12.簡易分散剤選定及び簡易分散性評価法について 12.1 スパチュラ法(水系分散)、フローポイント法(溶剤系分散)による粉体のぬれ性判断 12.2 粘度・添加量曲線による分散剤の優位性の評価 12.3 試験管沈降法による分散安定性の評価 12.4 グロス試験による分散性の評価  等

13. 参考書籍、文献・資料一覧 … 分散を勉強、理解するための基礎的、有用文献。資料の紹介

14.その他分散関連情報  14.1 動的表面張力について 14.2 イオン別界面活性剤例(一覧) 14.3 市販水系高分子分散剤例(参考例)