粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス 応用物理一般 塗装・コーティング |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
~粉体へ酸化物やポリマーを均一にコーティングするために粉体の基礎・表面処理法から実際の調製まで詳解!~
【アーカイブ配信:8/9~8/16】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。
セミナー講師
山形大学 大学院理工学研究科 システム創成工学分野 教授 博士 (工学) 木俣 光正 氏【専門】化学工学,粉体工学,物理化学
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
粉体へ酸化物やポリマーを均一にコーティングさせるためには系における粉体の分散が最も重要な因子となる。本講では,まず,粉体に関する基礎的な取り扱い方法から粉体物性の各種測定方法を説明した後,コーティング処理に必要な種々の表面処理方法について概説する。そして,最後にコーティングによる機能性微粒子の調製例をいくつか紹介する。基礎から応用事例まで示すことにより,コーティングに関する知識がより深まることを期待している。
※受講にはWindowsPCを推奨しております。 タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
受講対象・レベル
粉体に関連する技術者 <医薬品 食品 化粧品 セラミックス トナー 肥料 化学原料 電子材料 金属材料 電池材料 粉末治金 など>
習得できる知識
・粉体に関する基礎知識と粉体の扱い方・粉体に関する種々の測定手法・各種表面処理方法に関する知識・無機物,高分子のコーティング法に関する知識
セミナープログラム
1.はじめに
2.粉体に関する基礎知識 2-1.粉体とは(固体でありながら固体でない) 2-2.粉体の大きさと分布 2-3.粉体の密度 2-4.粉体の表面電位 2-5.粉体に働く付着力 2-6.流動特性(粉の流れやすさの理論) 3.粉体の計測技術 3-1.粒子径,電子顕微鏡(SEM,TEM) 3-2.表面分析装置(EDX,EPMA,XPS,FTIR) 3-3.比表面積(BET法),細孔径分布(窒素吸着法) 3-4.ぬれ性,接触角 3-5.ゼータ電位の定義と測定法
4.微粒子の表面改質法 4-1.DLVO理論の基礎と応用 4-2.吸着モデル 4-3.界面活性剤の吸着 4-4.水溶性高分子の吸着 4-5.カップリング剤処理 4-6.流体の攪拌特性と攪拌操作
5.微粒子へのコーティング技術 5-1.無機物コーティング法 ・金属アルコキシドの加水分解法(ゾル-ゲル法) 5-2.シード粒子成長法(シリカ粒子の大粒径化) 5-3.機能性微粒子の調製法 ・酸化物コーティング金属微粒子 ・磁性微粒子 ・磁性光触媒微粒子 ・酸化物コーティングポリマー微粒子 5-4.ポリマーコーティング法 ・水系析出重合法 ・分散重合法 ・高速気流衝突法(ハイブリダイザー) ・メカノケミカル法(粉砕法)
6.おわりに