バイオリアクターの装置および操作の設計とスケールアップ時の留意点

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 生物・細胞技術   再生医療等製品技術   生産工学
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆豊富な事例を含め、わかりやすく解説いたします。★スケールアップ時に考えるべき項目とその時の考え方とは?★バイオリアクターを使用するための基本やノウハウを始め、    より高度に使いこなすために必要な操作設計に関わる知識まで幅広く解説!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:8/6~8/20(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

大阪工業大学 工学部生命工学科 教授 博士(工学) 長森 英二 氏【専門】生物化学工学【略歴】2001年3月 名古屋大学大学院工学研究科生物機能工学専攻博士後期課程修了 博士(工学)2001年4月 生物系特定産業技術研究開発推進機構(BRAIN) 博士研究員2002年7月 株式会社豊田中央研究所 バイオ研究室 研究員2011年6月 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻生物工学コース 講師2016年4月 現職【これまでの研究分野】植物細胞の大量培養技術,遺伝子組換え酵母の大量培養技術,遺伝子組換え大腸菌の大量培養技術,ヒトiPS細胞の大量培養技術,培養骨格筋の組織工学,培養骨格筋の機能的培養・機能的アッセイ技術,の開発

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 発酵工程における微生物活用や藻類バイオマス、抗体医薬製造や再生医療用細胞製造など、細胞培養の産業応用への期待が高まるにつれ、物質収支と速度論に基づいてバイオものづくりを設計・オーガナイズできる人材の育成は重要性を増している。 この技術分野は生物化学工学と呼ばれ、醸造・発酵技術の発展と共に体系化され、抗生物質やバイオ医薬品の製造などに実践的に展開されてきた。 本セミナーでは、バイオリアクターの基本から、容器・装置・操作の設計論の基本的事項を解説し、各種細胞への適用における注意点を述べる。 本セミナーが対象とする技術の範囲は極めて広く、一日で全てをお伝えすることは難しいが、可能な限り平易にエッセンス・考え方に絞って講義する。ユーザーの立場から、どのように装置を使いこなすかという操作の基本事項を押さえて頂き、今後より深く生物化学工学を学んで頂くきっかけとしてご活用頂きたい。

受講対象・レベル

・バイオリアクターをこれからの業務で使用する必要がある初心者・バイオリアクターを業務で活用していて、理論を更に深く理解したい技術者・バイオリアクターの現状と将来像を知り、ビジネスの可能性を探索したい企画職 など

習得できる知識

・ バイオリアクターを使用するための基本やノウハウの概要・ バイオリアクターをより高度に使いこなすために必要な操作設計に関わる知識・ バイオリアクターや周辺技術の今後の発展の方向性に関する知識

セミナープログラム

 1.バイオリアクターとは何か(概論)  1-1.バイオリアクターの活躍の場    ~醸造、発酵、環境浄化からバイオ医薬品、再生医療まで~  1-2.一般的なバイオリアクターの形状   ・ 通気撹拌型   ・ 気泡塔型   ・ 固定化担体,固定化細胞の活用   ・ センサー,制御系  1-3.バイオリアクター運転の基本プロセス および操作上の注意点   ・ 滅菌   ・ 培地仕込み   ・ 洗浄方法   ・ 他  1-4.フラスコ培養とバイオリアクターのちがい  1-5.バイオリアクターにおいて大事な操作変数と、各種制御の実装  1-6.バイオリアクターの基本的取り扱い   ・ バイオリアクターのメンテナンス   ・ バイオリアクターのコンタミ対策   ・ 起こりがちなトラブルと対処法   ・ 他 2.バイオリアクターに関わる反応の定式化と、操作設計への活用  2-1.一次反応速度式の記述法  2-2.増殖速度論、殺菌速度論   ・ 指数的増殖   ・ 比増殖速度   ・ 比消費速度   ・ 比生産速度   ・ モノーの式  2-3.回分培養操作   ・増殖連動型   ・ 増殖非連動型   ・ 基質/生産物による阻害と解除  2-4.流加培養操作  2-5.連続培養操作  2-6.酸素供給速度論   ・ 酸素移動容量係数 3.スケールアップの方法論、実際  3-1.スケールアップの指標   ・ 撹拌動力   ・ シェアストレス   ・ 酸素供給速度  3-2.スケールアップの設計式   ・ 無通気培養   ・ 通気撹拌培養  3-3.スケールアップの留意点 4.各種細胞の大量培養における注意点  4-1.微生物培養の実際、注意点  4-2.動物細胞培養の実際、注意点  4-3.iPS細胞培養の実際、注意点 5.将来展望   ・ 不均一構造の構築に挑む複雑組織工学   ・ 生体内環境模倣培養による機能的組織の育成   ・ 臓器リアクターの実現に足りないもの 【質疑応答】

キーワード:バイオリアクター,細胞,培養,スケールアップ,研修,講習会<セミナー