プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
開催日 | 10:30 ~ 16:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 生産工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
残留ひずみの種類と発生メカニズム、成形法別の残留ひずみ発生原因と対策、アニール処理法と注意点について現場的観点から解説!※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。
セミナー講師
本間技術士事務所 所長 本間 精一 氏(元・三菱エンジニアリングプラスチックス 常務取締役)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
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- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
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セミナー趣旨
残留ひずみは成形過程で生じた弾性ひずみが、成形後に残留しているひずみである。残留応力は(残留ひずみ×弾性率)であるので材料の弾性率によって変化するが、本講では、主として残留ひずみという用語を用いる。過大な残留ひずみがあるとクラック、後寸法変化、そり、光学性能低下などのトラブルを誘発する。成形法によっても発生メカニズムが異なるので原理をよく理解した上で対策する必要がある。 設計や成形の対策だけで製品不具合が生じないレベルに低減できないときにはアニール処理によらねばならない。 本講では、次の点について現場的観点から解説する。 1.残留ひずみの種類と発生メカニズム 2.成形法別の残留ひずみ発生原因と対策、および残留ひずみ検出法 3.残留ひずみによる不具合を防止するための材料選定ポイント 4.アニールによる残留ひずみ低減原理 5.アニール温度と処理時間 6.アニール処理の注意点
セミナープログラム
第1部 残留ひずみの発生メカニズムと対策 1.残留ひずみの発生メカニズム 1-1. 残留ひずみと残留応力 1-2. 残留ひずみの特性 1-3. 残留ひずみの種類と発生メカニズム 2.成形法別の残留ひずみと対策 2-1. 射出成形の残留ひずみと対策 2-2. 押出成形の残留ひずみと対策 2-3. ブロー成形の残留ひずみと対策 2-4. 真空・圧空成形の残留ひずみと対策 3.インサート残留ひずみの発生原因と対策 3-1. 発生原因 3-2. 対策 4.熱ひずみの発生原因と対策 4-1. 発生原因 4-2. 対策 5.残留ひずみによる不具合を防止する材料選択ポイント 5-1. ストレスクラック 5-2. ケミカルクラック 5-3. 後寸法変化、そり 5-4. 光学ひずみ(光弾性ひずみ、複屈折) 6.残留ひずみの検出方法 6-1. 検出方法と長所、短所 6-2. 光学的測定法 6-3. 化学的方法(溶剤浸漬法) 6-4. 応力解放法
第2部 アニール処理技術 1.アニール処理の原理 1-1. アニールの目的 1-2. 残留ひずみ低減メカニズム 2.アニール処理条件 2-1. アニール温度 2-2. アニール時間 2-3. プラスチックとアニール条件例 3.アニール処理方法 3-1. 熱風加熱法 3-2. オイルバス、ソルトバス処理法 3-3. 温水処理法 3-4. 遠赤外線加熱法 4.アニール処理の注意点 4-1. 変色 4-2. アニール処理時のクラック 4-3. 加熱収縮 4-4. 脆化 5.残留ひずみの種類とアニール処理 5-1. アニール効果のある残留ひずみ 5-2. アニール効果のない残留ひずみ 6.アニール処理を必要とするケース 6-1. 塗装、印刷、接着、湿式めっき 6-2. 厚肉成形品(丸棒、厚板) 6-3. 寸法安定化 7.アニール処理事例 7-1. 透明光学部品、医療部品などのアニール処理 7-2. 丸棒、厚板などのアニール処理 7-3. スーパーエンプラ成形品のアニール処理 7-4. 押出製品のオンラインアニール処理
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