結晶性高分子の構造・力学挙動の解析手法

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂材料   機械材料   複合材料・界面技術
開催エリア 全国
開催場所 【ライブ配信】オンライン配信セミナー

~振動分光法を用いたプラスチック材料の高次構造・力学挙動の解析と測定~

■プラスチックの内部では何が起こっているのか、 内部の非常に複雑な高次構造の違いが力学物性にどう影響を及ぼすのか  高分子材料の構造と物性の関係の解明するための構造解析技術 振動分光法、 分子配向挙動、分子鎖応力負荷状態、コンフォメーション評価、レオ・オプティクス測定…

 

日時

【ライブ配信】 2024年8月26日(月)  13:00~16:30【アーカイブ配信】 2024年9月6日(金)  まで受付(視聴期間:9/6~9/20)  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

セミナー講師

滋賀県立大学 工学部 材料化学科 (ガラス工学研究センター 兼務) 博士(工学) 講師 木田 拓充 氏
専門レオロジー、高分子物理、分光法研究内容レオロジー、高分子物理、分光法 研究内容活動等・日本レオロジー学会 代表委員・編集委員・プラスチック成形加工学会 編集委員・レオオプティクス装置および解析手法の開発・プラスチックにおける劣化メカニズムの解明(JSTさきがけ研究員)

セミナー受講料

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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

■■■ 1名様で、7月1日申込み受付分から ■■■  テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

プラスチック材料の多くは内部に非常に複雑な高次構造を有しており、高次構造の違いによって力学物性が大きく変化します。そのため、より高性能かつ高機能なプラスチックを開発するためには、構造と物性の関係を理解することは必要不可欠です。プラスチックの構造を評価する方法は数多くありますが、本セミナーでは赤外分光法やラマン分光法といった振動分光法を用いた構造解析、特に力学試験過程のin situ測定であるレオ・オプティクスを用いた解析方法や測定の実例についてご紹介します。

受講対象・レベル

プラスチックを取り扱っている方(高次構造の基礎からお話しますので、初心者の方でも理解しやすいようにお話する予定です)

習得できる知識

・振動分光法の基礎知識・振動分光法を用いた高次構造の解析手法(分子配向、結晶度、応力負荷状態など)・レオ・オプティクスの使用方法や解析手法

セミナープログラム

1. はじめに 1-1 結晶性高分子とは 1-2 結晶性高分子における高次構造  1-2-1 結晶格子  1-2-2 ラメラ周期構造と非晶分子  1-2-3 球晶構造  1-2-4 配向結晶(シシカバブ構造) 1-3 結晶性高分子における力学挙動  1-3-1 弾性率・強度(配向構造)  1-3-2 応力?ひずみ挙動(無配向・弱配向試料)2. 振動分光法の基礎 2-1 赤外分光法の原理 2-2 赤外分光法の装置概要 2-3 ラマン分光法の原理 2-4 ラマン分光法の装置概要 2-5 分子振動の基礎3. 各種構造解析手法 3-1 分子配向挙動  3-1-1 分子配向とは  3-1-2 配向関数・配向分布関数  3-1-3 赤外二色比  3-1-4 赤外分光法による配向評価  3-1-5 ラマン分光法による配向評価 3-2 分子鎖応力負荷状態  3-2-1 ピークシフトとは  3-2-2 ピークシフトの荷重・温度依存性  3-2-3 ピークシフトの不均一性(バンド半値幅の変化)  3-2-4 赤外分光法による分子鎖応力負荷状態の評価  3-2-5 ラマン分光法による分子鎖応力負荷状態の評価 3-3 コンフォメーション評価  3-3-1 コンフォメーションとは  3-3-2 代表的な結晶性高分子のコンフォメーション  3-3-3 結晶化過程のコンフォメーション変化  3-3-4 延伸過程のコンフォメーション変化4. レオ・オプティクス測定 4-1 レオ・オプティクスの紹介 4-2 レオ・オプティクス装置の特徴・測定のコツ 4-3 各種レオ・オプティクスで得られるデータの紹介□質疑応答