製品含有化学物質管理の基本と実践のポイント
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 安全規格 環境規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
組織的な製品含有化学物質の管理の「仕組み」なしで、拡大し続ける製品含有化学物質規制に対応できますか?
セミナー講師
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第2部 上席主任コンサルタント 菅谷 隆夫 氏 技術士(環境部門、総合技術監理部門)
■ご経歴等1991年4月 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(旧:株式会社富士総合研究所、みずほ情報総研株式会社)入社■ご専門および得意な分野・ご研究製品含有化学物質管理化学物質を考慮したサプライチェーン管理、環境配慮設計、サーキュラーエコノミー など■本テーマ関連の専門学協会等での委員会ご活動2006年9月~ アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP) 管理ガイドライン技術委員会委員長2013年4月~2016年3月 製品含有化学物質情報伝達スキームchemSHERPAの開発(経済産業省委託業務)2016年4月~ JAMP 運営委員会委員2016年7月~2017年3月 製品含有化学物質管理に係わる改正JIS原案作成委員会副委員長・作業部会主査 [JIS Z 7201:2017発行]2017年5月~2018年3月 製品含有化学物質管理ガイドライン第4版協働検討会 座長
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
遵守しなければならない製品含有化学物質に関わる法規制と問われれば、製品カテゴリや仕向け先などに応じて、EU RoHS指令やREACH規則、米国TSCAなど複数の法規制をあげることができると思います。それらの規制に対応するための製品含有化学物質の情報の入手方法を問われれば、サプライチェーンで広く使用される情報伝達スキームの名称があがると思います。 それでは、製品含有化学物質の「管理の仕組み」について、説明することはできるでしょうか?調達品の情報、自社製品の情報作成は重要な作業ですが、製品含有化学物質管理の一部です。製品含有化学物質管理として実施すべき取り組みは、JIS規格などの標準文書やガイドラインを参考とすることができます。 本講座では、それらの文書に従って、製品含有化学物質管理の基本的な考え方や方法、取組み事例などを解説します。新たに製品含有化学物質管理に取り組もうとしている、またはこれまでの取組みを見直したいと考えている実務担当者を対象として、何から始めればよいか、何を見直せばよいか、具体的な進め方などについて、講義と質疑応答でお伝えたいと思います。
習得できる知識
・製品含有化学物質管理の仕組みの構築・改善において、参考とすることができる標準文書の把握 (JIS Z 7201:2017 製品含有化学物質管理-原則及び指針、JAMP発行の製品含有化学物質管理ガイドライン、 JAMA・JAPIA製品含有化学物質管理ガイドライン)・製品含有化学物質管理を実践するための原則や考え方、基本的な取組み方法、注意点
セミナープログラム
1.製品含有化学物質と製品含有化学物質管理2.製品含有化学物質管理に関する標準文書 ・JIS Z 7201:2017 製品含有化学物質管理-原則及び指針 ・JAMP発行の製品含有化学物質管理ガイドライン ・JAMA・JAPIA製品含有化学物質管理ガイドライン など3.製品含有化学物質管理基準の設定 ・製品含有化学物質に関わる法規制、顧客要求などの把握と管理基準への反映 など4.開発・設計段階における管理 ・詳細設計/施策評価における管理基準の考慮 ・デザインレビューにおける対応 など5.購買段階における管理 ・サプライヤからの製品含有化学物質情報の入手・確認 ・サプライヤにおける製品含有化学物質管理の評価 ・サプライヤとのコミュニケーション など6.製造段階における管理 ・製造工程における製品含有化学物質管理 ・変換工程 など7.外部委託等における管理 ・OEM委託、OEM供給、資材支給での製造委託の管理 など8.製品含有化学物質情報の管理 ・製品含有化学物質情報の入手、保存、提供 ・サプライヤ、顧客との情報授受 など(質疑応答)