高機能フィルム成形(製膜・延伸)の基礎から塗布・乾燥技術の実際とトラブル対策

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   塗装・コーティング   生産工学
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

〇高機能(機能性)フィルムの製造における、一連の流れと代表技術、トラブル対策を包括的に学べる! 〇基礎から、PET/TACフィルムの特徴と製膜・延伸技術、塗布・乾燥技術の基本から、工程で発生する欠陥と対策例やドライラミネート技術まで。

セミナー講師

 ホサナ技研 代表   小川 正太郎 氏

■ご略歴1984年 富士フイルム株式会社に入社、生産技術部配属     (高機能部材を中心とした製造技術の開発に従事)2018年 退職退職後は、フリーランスとして、これまで10社以上と契約し、技術顧問・技術アドバイザーなどの業務に従事して、現在に至る

セミナー受講料

【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、なくてはならない材料となっています。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大しています。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれますが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されています。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術となります。  本セミナーでは、これらの代表的な技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々な欠陥や問題について、その対策に役立つような事例等も紹介いたします。

受講対象・レベル

・フィルム製造に関わり始めたばかりの方から、ある程度の実務経験を経た方・業務へ活かすため、フィルム製造の知見を得たいと考えている方・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です

必要な予備知識

この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

習得できる知識

・フィルム成形における溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容・PETやTACに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント・薄膜塗布に採用される数種の塗布方式ならびにその特徴・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例・ドライラミネートの課題とその対策例   など

セミナープログラム

1.高機能(機能性)フィルム 1-1 高機能フィルムとは 1-2 高機能フィルムの構成 1-3 高機能フィルムの製造 1-4 樹脂/フィルムの種類 2.フィルム製膜・延伸技術 2-1 製膜方法(溶融製膜と溶液製膜) 2-2 PETフィルムの特徴(PETの種類、延伸の分類、延伸による特性変化) 2-3 PETフィルムの製法(製造全体フロー、重合~ペレット化、押出、製膜、延伸) 2-4 TACフィルムの特徴(基本特性など)  2-5 TACフィルムの製法(製造全体フロー、溶解、押出、製膜、ドラム式、バンド式)  2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策 2-7 フィルム成形技術まとめ3.塗布技術 3-1 塗布の基礎(塗布技術のポイント、方式の分類、塗布設備の構成、方式の選択) 3-2 ロール塗布技術(リバースロール、グラビア、マイクログラビア、ワイヤバーほか) 3-3 ロール塗布での欠陥と対策例 (リビング、ムラ、斑目、スジ、ハジキなど) 3-4 ダイ塗布技術(ダイヘッドの構造、ダイ設定~塗布開始の手順例など) 3-5 ダイ塗布技術課題(ビード安定化、コーティングウインドウ、高速化における課題など) 3-6 塗布技術まとめ4.乾燥技術 4-1 乾燥工程の基礎(乾燥の分類、基本原理、乾燥曲線など) 4-2 乾燥での欠陥と対策(ピンホール、皮張り、乾燥ムラ、風ムラなど) 4-3 特許にみる、風ムラ対策 4-4 乾燥技術まとめ5.ドライラミネート技術 5-1 ラミネートとは (特徴、構成例など) 5-2 ドライラミにおけるトラブル対策(シワ、カールなど) 5-3 ドライラミに関する特許例6.補足…濡れ性の基礎 6-1 表面張力と接触角 6-2 界面活性剤の働き 6-3 表面処理方法例など<質疑応答>

*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。