中国輸出入監督管理の最新動向と日系企業の法実務対応 -輸出管理及び税関トラブルを防ぐためのポイント-

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 海外事業進出   コンプライアンス   企業法務
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

○複雑に入り組んだ中国輸出管理法規制を最新動向を交えて解説! ○化学品輸出入に関する特別な管理、税関でよくあるトラブルなどを、事例を交えながらわかりやすく解説 

セミナー講師

 金杜法律事務所 パートナー弁護士    劉 新宇 氏

■ご経歴中国中央官庁直轄の大手国有企業に勤務(法務責任者)、北京市の有力法律事務所、日本留学、日本の大手総合商社(中国法顧問)を経て、2005年、パートナー弁護士として金杜法律事務所に入所、現在に至る。1990年、上海復旦大学法学部卒業(国際経済法専攻)。早稲田大学大学院民法修士号を取得、その後の日本商社勤務時には博士後期課程で国際経済法を研究。■ご専門および得意な分野・ご研究国際貿易及び紛争解決、輸出管理等の貿易コンプライアンス、税関管理、企業M&A、外国投資、など。国際貿易、貿易コンプライアンス・税関管理の分野では、輸出管理、通関問題、検査検疫、外貨その他をめぐる数百件以上の各種紛争事件やコンプライアンス関連案件のほか、輸出入貨物の課税価格、商品分類、原産地、加工貿易、税減免、固体廃棄物などの案件に携わり、最近特にハイテク企業のため輸出管理、制裁・反制裁に関するコンサルティングサービスを展開。また、密輸罪の関連事件においては代理人として依頼者を支援し、外貨管理の分野では、国際的な資本移転についてリーガルサービスを提供。「チェンバース」2021-2023年度「国際貿易:税関、輸出管理」分野のリーディング弁護士のほか、「Legal500」アジア太平洋地域「WTO・国際貿易」特別推薦弁護士に選出。■本テーマ関連学協会でのご活動中国人民大学税関・外貨法研究所共同所長北京外国語大学国際制裁・輸出管理研究センター共同委員長■セミナー(2022年~2024年4月)・ 「経済安全保障法実務と日系企業の対応」 一般社団法人日本在外企業協会主催・ 「中国輸出入監督管理の最新動向及び注目される問題についての解説」                      日本国際貿易促進協会京都総局主催・ 「中国の輸出管理及び反制裁分野の最新法実務と在中日系企業の対応」                      日本国際貿易促進協会京都総局主催・ 「中国の経済安全保障法実務と日系企業の対応」 企業研究会主催・ 「中国国家経済安全保障領域における日本企業の留意点」 日本機械輸出組合主催■論文・ 「典型事例からみた中国における輸出管理と反外国制裁の最新動向」 『貿易と関税』2022年7月号・ 「中国における輸出入管理の最新動向と対応に関する注意点」 『月刊化学物質管理』2021年10月号・ 「中国輸出管理法の要点と日系企業としての注意点」 『日本貿易会月報』2020年12月号・ 「中国の新税関監督管理体制下における商品分類問題」 『貿易と関税』2020年9月号

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  複雑化する国際情勢の影響を受けて、中国においては輸出管理法の施行に加え、ガリウム、ゲルマニウム関連物質をはじめとする輸出管理品目の改正・追加の相次ぐ公布など、輸出管理をめぐる国内法の整備に積極的に取り組んでいます。また、中国税関も、輸出入通関の利便性向上を図るために監督管理の改革を推進しており、事後管理、通関問題の摘発を重視する仕組みを構築しています。これらを背景に、輸出入通関にあたっては、HSコード、課税価格、原産地に関するリスクが依然として高く、ロイヤリティ課税、保税貨物、固体廃棄物、中古機電製品などの問題も注目を集めているほか、化学品の輸出入にも特別な管理措置が講じられている。今回のセミナーでは、中国輸入管理の実務最新動向、税関分野において注目される問題及びトラブルの解決、企業対応及びコンプライアンス体制の構築等について、日本語で解説します。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど中国輸出管理法、税関法、デュアルユース品目輸出管理条例(意見募集稿)、「デュアルユース品目と技術輸出入許可証管理リスト」など

習得できる知識

・中国輸出管理法及び施行後の最新動向・中国税関法で注目される問題・輸出入監督管理上の企業としての対応及び通関トラブルを防ぐためのポイント

セミナープログラム

1. 主要国の対中貿易規制/制裁の最新動向 (1)米国の対中規制・制裁の背景 (2)米国による対中規制・制裁の重点分野と規制手段 (3)他の先進国の関連規制-日本、オランダ、EUなど (4)中国の取組み2. 中国輸出管理の法実務 (1)中国輸出管理法の要点     管理品目、規制対象行為、管理リスト、法的責任など (2)デュアルユース品目輸出管理条例(意見募集稿)の要点 (3)その他の関連規定及び最新動向     過塩素酸カリウム、ガリウム、ゲルマニウム関連物質、黒鉛製品の輸出管理など (4)中国進出日本企業の対応及びコンプライアンス体制の構築3. 中国税関監督管理の最新動向 (1)税関の監督管理体制     税関の最新役割、通関改革実務 (2)税関法で注目される問題     HSコード、原産地、価格、税関監督管理貨物、固体廃棄物、中古機電製品など (3)最新の税関優遇政策     RCEP、AEO信用管理、自主開示など (4)税関法違反をめぐる法的責任 (5)化学品の輸出入に対する特別な監督管理     危険化学品、有毒化学品、新化学物質 (6)税関トラブルを防ぐためのポイント

※当日までに、内容に若干の調整が生じる場合がございます。

■講演中のキーワード中国輸出管理、デュアルユース品目、中国税関、自主開示、HSコード、原産地、AEO、化学品管理