スマートテキスタイルの要素技術と国内外の最新動向・今後の展望

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 繊維技術   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~製品づくりに必要な各技術、最先端の開発動向~~AI化・IT化に欠かせないe-テキスタイルの開発状況と未来の予測~

導電性繊維、導電ペースト・インク、各種センサ、 接合・回路形成技術等のスマートテキスタイルを製造するための技術、 新しい方向性、国内の技術動向、最先端をゆくフランスをはじめとした世界の最新技術、 今後の展開などについて、数多くの研究例・製品例とともに解説します。

 

日時

【Live配信】2024年8月30日(金)  13:00~16:30【アーカイブ視聴期間】:終了翌営業日から7日間[9/2~9/8中]を予定  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ 

セミナー講師

福井大学 産学官連携本部 客員教授 Ph.D 堀 照夫 氏 【略歴】1971年3月:福井大学大学院 工学研究科 修士課程繊維染料学専攻修了1974年12月: スイス連邦工科大学(ETH)工業化学科 博士課程修了(Ph.D)1975年3月: 福井大学 工学部 助手(繊維染料学科)1995年3月: 福井大学 工学部 教授(生物応用化学科)2007年4月: 福井大学 副学長(国際交流担当)を併任(3年)2012年4月: 福井大学 産学官連携本部特命教授を経て客員教授、現在に至る【専門】繊維の染色・機能加工、スマートテキスタイル繊維学会副会長(2010~2014)繊維学会 堅ろう度標準会検討研究会委員長スマートテキスタイル研究会顧問NPO法人繊維技術活性化協会理事長(2018年6月~現在)サステナテック株式会社代表取締役社長(2001年4月~現在)

セミナー受講料

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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

IT化、AI化が進み、またIoTの時代に対応すべく、衣服の在り方も大きく様変わりしようとしている。着るものそのものをより便利に、使い勝手を良くするために、「賢い衣服」が作られ始めた。これがスマートテキスタイルであり、この大きな部分を占めるのが衣服にセンサーや電子回路を付与して製造するe-テキスタイルである。日本は、欧米は基よりアジアの先進国などにも後れを取って開発が始まった。最近の10年間で、日本もようやくスマートテキスタイルのものづくりが進み、中でもe-テキスタイルの要素技術では欧米に肩を並べるに至った。スマートテキスタイルを展開するためには情報・電気・電子関連分野との連携が重要であり、この連携もようやく進みだした。その結果、繊維各社は生体センシングウェアなどの販売も始めたが、大量に売れる商品は出てきていない。一方、世界の最先端を行くフランスの企業では患者に着用させるだけで数十項目の生体センシングができ、ナースステーションに常時送信できるウェアは年間15万着生産され、世界11か国の約70の病院に供給されている。本講演では、スマートテキスタイルの定義から欧米の取り組みの歴史、スマートテキスタイル製造のための要素技術、世界の最先端のスマートテキスタイル産業の現状とこれから期待されるものづくりへの期待等を紹介する。

受講対象・レベル

テキスタイルの特性を利用し、繊維、電気・電子、建築・建設、農業、宇宙開発等にかかわる新しい技術展開を希望される研究者および技術者を主な対象とする。どんな分野の方も理解できるような内容となっている。

習得できる知識

繊維を用いたモノづくりは衣料用途に留まらず、あらゆる産業になくてはならない材料となっている。中でも環境の変化等に適切に対応する賢い繊維(スマートテキスタイル)は世の中を便利にするためのテキスタイルとして大きな進化を遂げようとしている。このようなモノづくりに必要な原理から要素技術、これらを組み合わせてできる製品展開の歴史から最先端の商品展開までの世界の技術が習得できる。併せて、AI化、IT化を目指すには欠かせないe-テキスタイル開発の現状と未来を予測するための重要な情報も習得できる。

セミナープログラム

1.はじめに(背景)2.スマートテキスタイルとは? 2.1 スマートテキスタイルの定義 2.2 欧米のスマートテキスタイルの概要 2.3 アジアのスマートテキスタイルの概要 3.黎明期のスマートテキスタイル 3.1 繊維産業の変遷 3.2 テクニカルテキスタイルからスマートテキスタイルへ 3.3 スマートテキスタイルの新しい方向性 4.スマートテキスタイルの要素技術 4.1 導電性繊維  4.1.1 導電性物質練り込み繊維  4.1.2 金属めっき繊維  4.1.3 有機系導電繊維  4.1.4 金属スパッタリング繊維  4.1.5 その他 4.2 導電ペースト 4.3 導電インク 4.4 伸縮性導電性接着剤 4.5 各種センサー  4.5.1 心拍センサー  4.5.2 温度センサー  4.5.3 湿度センサー  4.5.4 加速度センサー  4.5.5 その他のセンサー 4.6 接合技術と回路形成技術  4.6.1 半田、カシメ、接着等による接続技術  4.6.2 刺繍、プリント等による回路形成技術 5.スマートテキスタイルの具体例 5.1 日本の技術(合繊各社およびベンチャー企業等の提案) 5.2 世界の技術(先行するフランスの開発事情) 5.3 展示会から見えるもの 6.これからの期待 6.1 開発目標の設定と国際基準 6.2 異業種連携によるモノづくり展開 □ 質疑応答 □