ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 塗装・コーティング 複合材料・界面技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
【アーカイブ配信:9/27~10/11(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。
セミナー講師
横山技術事務所 代表 工学博士 横山 直樹 氏元 新日鉄住金化学(株) 総合研究所 主幹研究員【専門】環境・エネルギー、材料化学
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料【PDFを配布いたします。】は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
ポリウレタン関係の業務に携わることになられた、研究開発部門、生産技術部門、事業企画部門の皆様を対象に、ポリウレタンの原料と使い方およびフォーム、塗料、複合材料用途での技術動向をレクチャーさせていただきます。
習得できる知識
1.ポリウレタンの化学ポリウレタンの用途と機能、ポリウレタンの用途別製造法、各種ポリウレタンの合成反応と構造、イソシアネートと各種活性水素化合物との反応に関する知識を習得できる。2.ポリウレタンの原料と特徴、使い方ポリウレタンの原料であるTDI、MDIなどのポリイソシアネート、PPG、PCG、PTMGなどのポリオール、三級アミン、金属などの触媒、加水分解抑制剤、発泡剤などの添加剤について各々の特徴と使い方ついての知識を習得できる。また、バイオマス由来のイソシアネートおよびポリオールなど環境配慮ポリウレタンの原料についての知識を習得できる。3.分析および特性評価方法原料およびポリウレタン製品の分析方法と分析例およびポリウレタン製品の特性評価方法と評価例についての知識を習得できる。4.ポリウレタンの構造と特性ポリウレタン中のハードセグメントによる凝集構造が架橋密度、弾性率、引張り強度などの特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。また、イソシアネートとポリオールの反応によるポリウレタン化を高湿度下で行った場合の構造変化と特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。5.有害性原料イソシアネートおよびポリオールの有害性(急性毒性など) についての知識を習得できる。6.フォーム、塗料、複合材料用途での技術動向フォーム用途では、自動車用ウレタンフォームの低VOC化、塗料用途では、重防食塗料用ポリウレタンの鋼板接着性向上、複合材料用途では、燃料電池自動車(FCV)の水素タンク用ポリウレタン変性エポキシ樹脂の各研究開発に関する知識を習得できる。
セミナープログラム
1.ポリウレタンの化学 1.1 ポリウレタンの概要:用途と機能、用途別製造法 1.2 ポリウレタンの合成反応と構造:セグメンティッドポリウレタンなど2.原料の特徴と使い方 2-1 ポリイソシアネート:TDI、MDI、バイオマス由来イソシアネートなど 2-2 ポリオール:PPG、PEP、PCD、PCL、PTMG、バイオマス由来ポリール 2-3 触媒:三級アミン、金属 2-4 添加剤:加水分解抑制剤、発泡剤3.分析および特性評価方法 3-1 原料の分析法(イソシアネート含有量、水酸基価など) 3-2 ポリウレタン製品の分析法・特性評価法 (FT-IR, 熱分解GC, DMAなど)4.ポリウレタンの構造と特性 4.1 ハードセグメントの凝集構造がポリウレタンの架橋密度と力学特性に及ぼす影響 4.2 イソシアネートとポリオールの高湿度下での反応が 生成ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響5.有害性 原料イソシアネートおよびポリオールの有害性(急性毒性など) 6.フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 6-1 自動車用ウレタンフォームの低VOC化研究開発 6-2 対鋼板接着性に優れた重防食塗料用変性ポリウレタンの研究開発 6-3 複合材料:FCV用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂の研究開発7.まとめ