液晶ディスプレイ(LCD)の基礎と最新技術および将来展望

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

【アーカイブ配信:9/27~10/11(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

長岡技術科学大学 技学研究院 教授 博士(工学) 木村 宗弘 氏【専門】電子デバイス・液晶【略歴】1992年3月:東京農工大学大学院工学研究科電子情報工学専攻修士課程修了1992年4月:長岡技術科学大学工学部電気系助手1997年6月:博士(工学)学位 長岡技術科学大学1998年5月:文部省在外研究員としてCase Western Reserve大学 物理学科客員研究員(1年間)2001年5月:長岡技術科学大学工学部電気系講師2005年4月:長岡技術科学大学工学部電気系助教授2016年4月:長岡技術科学大学工学部電気電子情報工学専攻教授

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料(PDFデータでの配布)は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

液晶ディスプレイは、腕時計やスマホ等の小型デバイスから大型モニターまで多彩な用途に用いられている電子ディスプレイですが、50年近くの長期にわたり使われ続けている理由が何故かを知っている方は少ないでしょう。このセミナーでは、液晶ディスプレイの動作原理の基礎から解説します。有機ELなど他のディスプレイの特徴とも比較しながら、デバイス材料や製造装置に関連する情報や、今後の発展予測や今後期待できる応用分野などについて平易に解説いたします。液晶ディスプレイを真に理解するには偏光という概念の理解が不可欠ですので、光学の基礎についても直感的に理解できるよう解説します。ディスプレイ以外への液晶の応用や、これまでにない巨大な比誘電率異方性を持つことで注目を集めている強誘電性ネマティック液晶についても解説します。

受講対象・レベル

電子系製品の製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。出来るだけ数式は用いず、光学や物性についての基礎的知識から解説いたします。文系の方でも理解できるよう、直感で分かるような平易な解説を致します。

習得できる知識

・電子ディスプレイの動作原理が理解できる。・薄型ディスプレイが進化した理由を、物性論的に理解できる。・電子ディスプレイの製造に必要な材料に関する知識や、製造装置に関する知識を習得できる。・今後の液晶材料の展開予測、市場予測について情報を収集出来る。

セミナープログラム

1.液晶ディスプレイとは 1-1 液晶ディスプレイの動作原理 1-2 液晶とは何か 1-3 なぜ偏光板が必要なのか 1-4 液晶ディスプレイの特徴・他のディスプレイとの比較 1-5 液晶ディスプレイの発展小史

2.液晶ディスプレイの製造方法 2-1 液晶ディスプレイの製造工程 2-2 なぜ大量のフイルムが必要なのか 2-3 各製造プロセスで必要な部材と製造装置 2-4 液晶の配向制御法 2-5 配向評価法 2-6 フレキシブルディスプレイ

3.液晶ディスプレイの現在地と将来展望 3-1 なぜ素材の一つにガラス板を使うのか 3-2 なぜフレキシブルディスプレイは市販されないのか 3-3 液晶ディスプレイは遠からず有機ELディスプレイに駆逐されるのか 3-4 液晶の新しい応用分野 3-5 いま話題の強誘電性ネマティック液晶