特許明細書の書き方・読み方 ~初めて学ぶ方向け~
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 知的財産マネジメント一般 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
・対面・座学で学ぶ特許明細書:どう読み、どう書けばよいのか?
セミナー講師
弁理士法人 来知国際特許事務所 弁理士 宇高 克己 氏
■ご略歴1970年 東京工業大学 応用化学科 卒業1972年 東京工業大学大学院 修士課程 高分子工学科 修了1973年 浜特許事務所入所1974年 弁理士試験合格1977年 宇高国際特許事務所(現:弁理士法人来知国際特許事務所)開設2024年 現在に至る・専門分野は化学と機械・知的財産の水先案内人・大企業~ベンチャー企業問わず幅広く支援・「こんなアイディアは大した発明ではない…」を特許取得に導くのが仕事
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
セミナー趣旨
本セミナーでは特許明細書の読み方・書き方を解説します。主に体系的に学んだことの無い方を対象とし、各留意点に配慮しつつ基礎から丁寧に、また各所で具体的な明細書を例示しながら説明を進めていきます。 本セミナーを受講すれば、平易な明細書であれば、弁理士の力を借りずに自社内で作成できるようになるでしょう。
受講対象・レベル
・特許明細書をチェックする業務に当たる方・特許や特許明細書についての基礎知識を得たい研究者・技術者(発明者)の方・特許明細書を書く立場の方、今後そうなる方 等
必要な予備知識
特許や発明に対しての予備知識は問いません。
セミナープログラム
1.特許明細書の基礎 ・特許とは何か? 発明とは何か? ・何が発明なのか? ・新規性とは何か? ・そもそも特許明細書とは?2.特許明細書の読み方 ・特許明細書には何が書かれているのか? ・特許明細書に書かれた文章の特殊性 ・一般に読みやすく美しいとされている日本語との違い、とその理由 ・どのような文章がよいのか ・特許明細書の「読み方」、その極意 ・記載項目ごとの読みのポイント ・特許請求の範囲:権利範囲、についての留意点 ・何が記載されているか? ・どのような書き方が理想か?3.特許明細書の書き方:各項目の特徴と記載上の留意点 ・【発明の名称】 ・【産業上の利用分野】 ・【従来技術:背景技術】 ・【発明が解決しようとする課題】 ・【発明の効果】 ・【課題を解決するための手段】 ・【発明の実施の形態】 ・請求項の「書き方」についてのポイント ・どのような書き方がよいのか ・どんな言葉を使うのがよいのか? ・不適切な言葉・使ってはならない言葉は? ・明細書作成、一番の上達法は?4.特許明細書を巡るその他の留意点 ・特許という戦い:ローマ戦史に学ぶ ・結局何をすれば勝利できるのか ・特許庁審査官はどこを見ているのか? ・均等論とは何か? ・化学分野に特徴的な数値限定発明の要点<質疑応答・名刺交換・個別相談>
※各所で、具体的な明細書を例示しながら解説します。※解説の順序は、受講者の要望に応じて前後することもあります。
※途中、小休憩を挟みます。