ウェブハンドリング技術の基礎と不具合の対策法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   繊維技術   生産工学
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆現在、未来にウェブハンドリング技術を仕事にしていく人へ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 また、見逃し配信(アーカイブ配信)はございませんので予めご了承ください。

※日程が延期になりました。(9/17更新) 9/17(火) → 12/4(水)

セミナー講師

東海大学 工学部機械システム工学科、マイクロ・ナノ研究開発センター、総合科学技術研究所 准教授 博士(工学)砂見 雄太 氏【ご専門】トライボロジー、ウェブハンドリング、設計工学、バイオミメティクス

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。 本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

受講対象・レベル

・製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方

必要な予備知識

・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・ウェブの基礎的な力学的性質について理解できる。・ウェブの不具合メカニズムについて理解できる。・ウェブの不具合の防止法について理解できる。

セミナープログラム

1.はじめに 1-1. ウェブの種類について 1-2. ウェブハンドリング技術の基礎について 1-3. ウェブハンドリング技術についてどう学ぶべきか 1-4. ウェブハンドリングの将来性 1-5. まとめ

2.ウェブの力学的性質 2-1. ウェブに作用する力とその変形 2-2. フックの法則 2-3. ウェブ素材の構造と弾性の関係 2-4. 液体の構造と粘性 2-5. 粘弾性体とその力学的モデル 2-6. ウェブの曲げ 2-7. ウェブの座屈  2-8. ウェブの折れしわ 3.ウェブハンドリングのトライボロジー 3-1. ウェブ搬送とトライボロジー 3-2. 摩擦力と摩擦係数 3-3. 摩擦係数の測定 3-4. オイラーのベルト公式 3-5. 固体の接触と摩擦 3-6. 摩擦のメカニズム 3-7. 摩擦係数のコントロール 3-8. マクロスリップの発生条件と抑止方法 3-9. 搬送不具合をどのように防止するか 4.ウェブの巻取り問題 4-1. ウェブの巻取り方式 4-2. ロール内部の応力状態 4-3. 巻取りに関するアルトマンモデル 4-4. 巻取りロール内部のヤング率の異方性 4-5. Hakielの巻取り理論 4-6. 巻取り張力の最適化 4-7. (株)SUNAMIの巻取りシミュレーション【WIND MASTER】の紹介 4-8. 巻取りの不具合についてどう対応するか

5.最近の研究内容

6.フリーディスカッション

キーワード:ウェブハンドリング,ウェブ搬送,巻取り,折れしわ,スリップ,不具合,セミナー,講演