改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改ざん、捏造、隠ぺい防止のための工夫

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   コンプライアンス
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

●承認書と実作業の不整合を確認できる自己管理力●DIガイドラインを踏まえた既存文書管理手順書の再点検●既存SOP、指図記録書の再点検

■本セミナーは、GMP文書・記録の再点検は当然として、 それに留まらず、自社がデータ改ざん、捏造、隠ぺいを検知できる、 あるいは起こさせない自己管理力のあるQuality cultureかを点検して頂く講座である。

 

日時

Live配信受講】 2024年9月27日(金)  10:30~16:30【アーカイブ配信受講】 2024年10月8日(火)  まで受付(配信期間:10/8~10/22)  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】

セミナー講師

医薬品GMP教育支援センター  代表 髙木 肇 氏
【元 塩野義製薬(株) 製造管理責任者】 
略歴塩野義製薬株式会社にて、経口剤や凍結乾燥注射剤などの工業化検討、無菌製剤製造棟の構築プロジェクト遂行、国内外関連会社への技術指導、無菌製剤棟の製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を実施。順天堂大学 医学部 生体防御学教室 非常勤講師
研究・業務台日製薬工業交流セミナー(台湾経済部工業局主催、医薬工業技術発展センター開催)での講演を始めとする台湾企業への技術指導、および国内食品・医薬品・医療器具メーカーへの技術支援を実施その他 所属・役職NPO-QAセンター 顧問、ハイサム技研 顧問著書・論文「洗浄バリデーション」、「凍結乾燥のバリデーション」(共著)「GMP・バリデーション事例全集」(共著)「現場で直ぐ役に立つ製造指図記録書作成マニュアル」(共著)「新GMP手帖」(共著)「現場で直ぐ役立つ実務者のためのバリデーション手法」(共著)「医薬品製造のトラブル防止と対応ハンドブック」(共著)「ヒューマンエラー対策事例集」(共著)「GMP・バリデーション実務バイブル」(共著)「PIC/S GMP対応ノウハウ集」(共著)「無菌医薬品製造における三極規制と品質管理・無菌性保証の要点」(共著)「製薬用水の品質管理と設備/設計・バリデーションノウハウ集」(共著)「製造プロセスのスケールアップ正しい進め方とトラブル対策事例集」(共著)「無菌医薬品製造におけるGMP関連規制とバリデーション対応実務」(共著)など多数

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Live配信受講者特典のご案内Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

GMP省令、DIガイドのDIに係る要請に応じてGMP文書・記録を整備しても品質不正の根は絶やせないであろう。なぜなら品質不正を起こす企業の特徴は、ユーザーの信頼性確保という視点が欠落し、法規・ガイドさえ守れば良いとの経済優先の論理に立つ企業体質(Quality culture)であり、これを改善しない限り不正はなくならないと考える。本講では、GMP文書・記録の再点検は当然として、それに留まらず、自社がデータ改ざん、捏造、隠ぺいを検知できる、あるいは起こさせない自己管理力のあるQuality cultureかを点検して頂く講座である。

習得できる知識

▼品質不正を起こす遠因▼品質不正の再発防止に向けた行政の動向▼企業体質(Quality culture)のチェックポイント▼SOP、指図記録書のチェックポイント

セミナープログラム

1.品質不正事案はなぜ起きる? 1.1 体質(Quality culture)に問題のある企業の特徴 1.2 責任の所在が不明確であった 1.3 品質不正の再発防止に向けたGMP省令および関連法令・通知 1.4 責任役員の責務 1.5 責任役員はGMP教育を受けているか 1.6 承認後の変更に、柔軟な運用がされていなかった 1.7 品質保証には継続的リスク抽出と改善活動は必須 1.8 行政は変更管理の支援へ(ICH-Q12ガイドライン) 1.9 抑制一辺倒の薬価制度 1.10 経営の持続可能な薬価制度へ 1.11 過度な同種品目拡大の抑制へ(業界再編成) 1.12 企業自身に承認書との齟齬を防ぐ自己管理力がない 1.13 現物、現場、現実を見ない経営陣では 1.14 コミュニケーションのない企業は離職率が高い2.承認書と実作業の不整合を確認できる自己管理力はある? 2.1 現場作業者は承認書と実作業の不整合を確認できるか 2.2 作業員の教育訓練に実効性はあるか 2.3 本来、教育訓練すべきことは 2.4 QA員は承認書と実作業の不整合を確認できるか 2.5 製造を知らないQA員では逸脱を見抜けない 2.6 ALCOA+は5ゲン主義(現場、現物、現実、原理、原則)で確認 2.7 現場に足を運ばないとデータの信頼性は確認できない 2.8 ダブルチェックの目的と落とし穴 2.9 自己点検責任者は承認書と実作業の不整合を確認できるか 2.10 チェックシート方式の自己点検には問題がある 2.11 PIC/S GMPは点検員の観察力/提案力を問う 2.12 逸脱管理責任者は承認書と実作業の不整合を確認できるか 2.13 社内で「逸脱」の定義が曖昧になっていないか 2.14 逸脱管理の本来の目的を理解しているか(再発防止活動) 2.15 「小さい異常」を常態化させないのが肝要3.DIガイドラインを踏まえた既存文書管理手順書の再点検 3.1 文書管理手順書にデータガバナンス要件を 3.2 電子的記録の適切性確認 3.3 監査証跡機能のない機器はどうする 3.4 まず既存文書管理手順書の再点検 4.既存SOP、指図記録書の再点検 4.1 曖昧な指図はミスの主因 4.2 製造指図記録書の不備例 4.3 SOP/指図書をみれば企業のレベルがわかる 4.4 製造指図記録書はSOPの簡略版(簡略化による問題) 4.5 隠したがるトラブルを検出するには□質疑応答□