【中止】核酸医薬品開発におけるDDSの基礎から最前線まで~ナノ粒子技術と投与ルートの役割を中心に~

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 医薬品技術   ナノ構造化学
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

核酸医薬品の開発におけるDDSの基礎、非肝臓デリバリー技術の最近の開発動向、ナノ粒子製剤の技術、製造法、分析法、投与ルートの重要性などを解説。 

セミナー講師

 徳島大学 大学院医歯薬学研究部 薬物治療学分野 教授   金沢 貴憲 氏

■ご経歴2006年3月 東京薬科大学大学院博士前期課程修了2006年4月~2010年12月 東京薬科大学薬学部 助手2010年7月 博士(薬学)取得(東京薬科大学)2011年1月~2016年3月 東京薬科大学薬学部 助教2014年4月 米国マサチューセッツ州ノースイースタン大学(Prof. Torchilin)客員助教2016年4月~2017年3月 東京薬科大学薬学部 講師2017年4月~2020年3月 日本大学薬学部 専任講師(薬剤学研究室)2020年4月~2023年6月 静岡県立大学薬学部 准教授(創剤科学分野)2023年7月~現在 徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授(薬物治療学分野)<受賞歴>日本DDS学会 奨励賞(2020年)、日本薬剤学会 奨励賞(2019年)、日本薬学会関東支部 奨励賞(2016年) 等■ご専門および得意な分野・ご研究薬物送達学、製剤設計学、薬物動態学、ナノ材料科学■本テーマ関連学協会でのご活動日本薬剤学会(代議員、核酸・遺伝子薬FG委員)、日本DDS学会(評議員)、日本核酸医薬学会、日本薬学会

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  第三世代のバイオ医薬品である核酸医薬は、低分子薬物と抗体医薬の利点を併せ持つ中分子で、細胞内のmRNAなどの新規分子を標的にできることから次世代のモダリティとして大きな期待が寄せられている。現在、核酸化学技術の発展によってアンチセンスオリゴヌクレオチドを中心に数十品目が上市され、臨床試験も活発に行われている。しかし一方で、いわゆる注射投与による全身血流から送達されやすい肝・筋以外の組織・細胞への標的化や体内動態の制御など未だ課題も多く、これら課題を解決するためには、核酸化学技術に加えて、ナノ粒子などのキャリア設計ならびに標的疾患に適する投与ルートを組み合わせたDDSが鍵となる。本セミナーでは、核酸医薬におけるDDSについて、ナノ粒子技術と投与ルートの役割を中心に、基礎から近年注目されている非肝臓デリバリーの最前線まで実施例を交えて概説する。

受講対象・レベル

・核酸医薬のDDS開発に興味のあるアカデミア研究者・核酸医薬のDDS開発に興味のある企業研究者・核酸医薬のDDS開発に関わっている企業研究者

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど・リポソーム製剤の開発に関するガイドライン(薬生審査発0328 第19号)・核酸(siRNA)搭載ナノ製剤に関するリフレクションペーパー(厚生労働省医薬・生活衛生局審査管理課 平成28年3月28日付 事務連絡)・ブロック共重合体ミセル医薬品の開発に関するブロック共重合体ミセル医薬品の開発に関する厚生労働省/   欧州医薬品庁の共同リフレクションペーパー(薬食審査発0110 第1号)

習得できる知識

・核酸医薬の背景と開発動向・核酸医薬におけるDDSの基礎と最近の開発動向・核酸医薬におけるナノ粒子製剤の製造法、分析法・核酸医薬における投与ルートの重要性と非侵襲的DDS・核酸医薬における中枢神経系疾患を標的とするDDS

セミナープログラム

1.核酸医薬の基礎 1-1. 核酸医薬の種類と特徴 1-2. 核酸医薬の課題 1-3. 核酸化学技術の概要 1-4. 核酸医薬の開発動向と投与ルート 1-5. 核酸医薬におけるDDSの概要2.コンジュゲート型DDS 2-1. 代表的なリガンド分子の種類と特徴 2-2. コンジュゲート型DDSの開発動向3.キャリア型DDS 3-1. 代表的なキャリア型DDSの種類と特徴 3-2. 脂質ナノ粒子の基礎と開発動向 3-3. 高分子ミセルナノ粒子の基礎と開発動向 3-4. ナノ粒子製剤(ナノ医薬品)の製造と構造・形態 3-5. ナノ粒子製剤(ナノ医薬品)の機能分析、品質評価 3-6. 非肝臓を標的とするキャリア型DDSの開発動向4.非肝臓を標的とする様々な投与ルートとDDS 4-1. 経皮投与型DDS 4-2. 点眼型DDS 4-3. 経肺投与型DDS 4-4. 体腔内投与型DDS 4-5. 経口投与型DDS5.中枢神経系疾患を標的とするDDS 5-1. 中枢神経系疾患治療薬開発の背景と課題 5-2. 血液-脳関門に対するDDSの開発例 5-3. Nose-to-Brain型DDSの基礎と開発例(げっ歯類・サルでの検証データを一部紹介)<終了後、質疑応答>

■講演中のキーワード核酸医薬、DDS、中枢神経系疾患、脂質ナノ粒子、ナノ医薬品、投与ルート