【中止】5G/6Gに対応するフレキシブル基材とFPC形成技術
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 電子材料 高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★FPC材料に求められる要求特性と電気特性を両立させる考え方を解説!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:10/25~11/8(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
FMテック 代表 大幡 裕之 氏【専門】高分子(FPC用基材主体)【略歴】2000年よりジャパンゴアテックス社、2011年より村田製作所で高周波対応FPC用の基材(主にLCP-FCCLと、LCPと低誘電樹脂のハイブリッド基材)開発と、それを用いたLCP多層FPC形成プロセスの要素開発(表面処理やプレス材料構成・プレス条件)を行う。2021年12月に村田製作所を退職し、現在は高周波対応FPC用基材とFPC形成プロセスを専門分野として技術コンサルタント「FMテック」として活動中。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
スマートフォンを代表に、高周波対応が可能な低誘電基材を用いたFPCの要望は高まっているが、現在高周波基板材料として使われているLCPやMPIは、近い将来に誘電特性の要求を満たせなくなる。このため、材料の多孔化やフッ素樹脂等のよりLow-Dk・Low-Dfの材料を用いた高周波対応FPC材料の採用が模索されているが、これらの材料は電気特性的には優秀であっても、FPC基板としての基本的な適性を有していない場合が多く、実用的なFPCの形成が困難である。本講演ではこのような低誘電特性とFPC基材としての基本特性を両立させるための考え方と、それに基づいて開発した破砕型LCP微細繊維を用いたフィルムの実例を紹介する。
受講対象・レベル
・高周波対応FPCの材料開発を始めたばかりの方から、ある程度研究経験を経た方・高周波対応FPCの材料評価・多層化プロセス開発をされている方
習得できる知識
・FPC基材に求められる基本特性・LCPやポリイミドフィルムがFPCに使われる理由・LCP多層化の要素技術・LCPフィルム加工時の留意点・LCPと低誘電材料とのハイブリッド化の手法例
セミナープログラム
1.講師自己紹介 1-1. 経歴 1-2. 開発実績(出願済み特許を中心に)2.FPCの基本 2-1. 一般的な構造 2-2. FPC基材の要求特性3.LCP-FPC 3-1. LCPとは? 3-2. LCPフィルム/FPC開発の歴史 3-3. LCP-FPCの構造とプロセス 3-3-1. 材料構成 3-3-2. 多層化プロセス 3-3-3. 表面処理による接着性改善 3-3-4. 加水分解対策 3-4. 高周波特性4.LCPフィルム/FCCL 4-1. LCPフィルム/FCCLの作り方 4-1-1. 溶融押し出しフィルム+ラミネート 4-1-2. 溶液キャスティング 4-2. LCPフィルム/FCCLの問題点 4-2-1. 溶融押し出しタイプ ① 耐熱性の限界 ② 複合化 4-2-2. 溶液キャスティングタイプ ① 吸水性5.FPC基材にLCPとポリイミドが使われる理由 5-1. CTE制御の重要性 5-2. LCPとPIには共通点がある 5-2-1. CTE制御方法 5-2-2. 配向制御でCTEがなぜ金属並みに小さくなるか? 5-3. ランダムコイル型樹脂を用いた際のその他の問題 5-3-1. 加熱工程での熱収縮 ① エントロピー弾性とエネルギー弾性6.LCP多層FPC形成の要素技術 6-1. 層間密着性 6-2. 電極の埋め込み方法 6-3. ビア/TH形成7.低誘電化(新規開発したLCPフィルム製法を例に) 7-1. LCPのlow-Dk化の限界 7-2. LCP以外の高周波対応材料 7-2-1. 他素材の問題 7-2-2. 発泡フィルムは? 7-3. 低誘電材料とのハイブリッド化 7-3-1. 複合則 7-3-2. ラミネートによるハイブリッド化の問題点 7-3-3. アロイフィルムによるハイブリッド化 7-4. 破砕型LCP微細繊維 7-4-1. LCP破砕の難易度 ① どのように微細繊維化しているか ② 破砕型LCP微細繊維の特徴 7-4-2. 破砕型LCP微細繊維のシート化 ① 繊維マット形成方法 7-5. 配向制御方法 7-6. 複合化による低誘電化 7-6-1. 配向を乱す要因と対策 7-7. FPC基材以外の破砕型LCP微細繊維の用途
キーワード:液晶ポリマー,FPC,通信,WEBセミナー,オンライン