脳波の基礎と計測/解析手順~実際の脳波データを用いた解析実演~<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 人体計測・センシング 計測工学 UI/UX/ヒューマンインターフェース |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 会場での講義は行いません。 |
★製品/サービス開発においてますますニーズが高まっている脳波計測・解析について、その実施ポイントを伝授!★実際の脳波データを用いて解析方法を習得 ★計測や解析の正しい手順から最新の研究開発動向まで幅広く網羅!
セミナー講師
東京大学 大学院工学系研究科機械工学専攻 特任研究員 株式会社センタン 研究員 上田一貴 氏
■経歴広島大学大学院生物圏科学研究科修了(博士(学術))。科学技術振興機構CRESTリサーチアシスタント、日本学術振興会特別研究員、東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻特任講師を経て現在に至る。人間の感性や創造性などの高次認知機能をテーマに、専門である認知神経科学、工学、医学の融合領域の新たな理論、方法論を構築している。近年では、神経科学的な計測技術(脳波、fMRIなど)を活用した製品・サービスのデザインイノベーション分野でも企業のアドバイザーを担う。■専門および得意な分野・研究認知神経科学、感性工学、創造設計学、ブレイン・マシン・インタフェース、バーチャルリアリティ■本テーマ関連学協会での活動北米神経科学会、日本臨床神経生理学会、日本認知心理学会、日本心理学会、日本感性工学会、日本バーチャルリアリティ学会、ヒューマンインタフェース学会、日本機械学会
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
近年、医療の分野はもとより、製品・サービスの開発や評価といった工学、マーケティング分野、教育方法の開発や教育効果の評価といった教育分野などで、脳波計測・解析技術のニーズが高まっています。脳波計測・解析技術は、人間の心理や行動を理解する上で大変強力なツールになりえるものですが、知りたいことに合った正しい使い方をする必要があります。本講座では、脳波計測・解析に必要な基礎知識について解説します。また、実際の脳波データを用いて、実践的に脳波解析の手法を習得します。本講座を通して、さまざまな分野に活かすことができる脳波計測・解析技術の正しい使い方を学びます。
■必要な予備知識必須ではありませんが、Pythonの使用経験があると望ましいです。(Pythonを用いた脳波解析用のデータをお配りする予定です)
■講演中のキーワード脳波計測,脳波解析,脳波計,人間,心理,行動
必要な予備知識
必須ではありませんが、Pythonの使用経験があると望ましいです。(Pythonを用いた脳波解析用のデータをお配りする予定です)
習得できる知識
・脳波計測・解析の基礎知識・脳波解析の実践的な手法・脳波計測・解析技術を用いた研究の最新動向とその産業応用
セミナープログラム
1.はじめに -脳波の種類と脳波でわかること、期待できること- (1)脳波解析からわかる人間の心理や感情 (2)脳波とは何か ・背景脳波 ・事象関連電位 (3)脳波計測・解析100年の歴史 (4)脳波計測・解析技術の強み -他の脳機能計測技術との比較から-2.脳波計測の手順 (1)脳波計測の準備 ・どのような心理/行動プロセスを知りたいか ・知りたい対象に沿った計測手法の選び方 (2)脳波計測に必要な機材の選び方 ・脳波計 ・電極 ・ソフトウェア ・計測環境 ・脳波計の機能とコスト (3)計測対象者の選び方 (4)実際の脳波計測の留意点 ・計測の流れ ・計測事例3.脳波解析の基礎と実践 (1)脳波データの観察 ①脳波データ観察の重要性 ②脳波と脳波ではないものの見分け方 ・実際の脳波を見てみましょう ③アーチファクトの除去方法 (2)解析ソフトウェアの選択 ・各種解析ソフトウェアの特徴、メリットデメリット ・脳波解析アルゴリズムの最近の動向 (3)脳波解析実践 -実際の脳波データを用いて、講師のPC上で解析ソフトを動かしながら説明- ①脳活動の大きさを解析する ②脳活動の時間的変化を解析する ③脳の深い領域の活動を推定する ④複数の脳領域の協調性を解析する※配布可能な脳波データをお配りしますので、皆様のお手元でも解析が可能です(Pythonを使える環境が必要です)。4.脳波計測・解析技術を用いた研究の最新動向と、今後期待される産業応用 ・脳科学を産業分野に活用する6つの手法 ・感情や感性など、あいまいな心理状態を見える化する ・脳波計測による脳・心理の調整技術 ・より負担の少ない脳波計(ウェアラブル脳波計等)の開発 など