<ユーザー目線で解説>環境改善技術の素材としての活性炭 ~基礎から設計・利用技術まで~
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 汚染物質排出抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
有害物質の分離など環境改善に用いられる活性炭について、基礎(特性、種類、品質管理など)、吸着の評価・操作、用途ごとの最適な活性炭選定、活性炭の作製と細孔構造の制御、活性炭の再生技術および処理など、必要となる情報を網羅してお届けします!
セミナー講師
株式会社アドール 顧問 前田 武士 氏 技術士(化学部門) 中小企業診断士
■ご経歴・1985年 大阪大学工学研究科 応用精密化学専攻終了 大阪ガス株式会社入社 総合研究所にて、活性炭事業化研究に従事。PJリーダー等歴任 株式会社アドール技術部長 (株式会社アドール:ユニチカ株式会社と大阪ガス株式会社の活性炭素繊維合弁企業) 日本エンバイロケミカルズ株式会社 取締役 活性炭事業部長 (日本エンバイロケミカルズ株式会社:武田薬品株式会社の活性炭事業会社) 大阪ガス株式会社 理事格 大阪ガスケミカル株式会社 取締役活性炭事業部長 CF(炭素繊維)事業部長等 (大阪ガスケミカル株式会社:大阪ガス株式会社の化学事業部門会社)を歴任。・2015年より 大阪ガスケミカル株式会社 取締役常務執行役員 活性炭事業 炭素繊維事業 電極材料事業 中国事業統轄・2021年 大阪ガスケミカル株式会社 取締役退任 同社特別顧問 兼 株式会社アドール 代表取締役専務・2024年より 株式会社アドール 顧問■ご専門および得意な分野・ご研究吸着分離技術、活性炭製造・開発・設計・マーケテイング 吸着材を利用した環境改善、並びに企業風土改善、管理職研修■本テーマ関連学協会でのご活動公益社団法人 日本技術士会一般社団法人 大阪府中小企業診断協会<過去>炭素繊維協会 幹事繊維状活性炭技術連絡会 幹事等
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
ご家庭並びに産業界において、環境改善義務並びに意識が非常に高まっており、有害・不要成分の分離やリサイクルへの対応が必須となっている。活性炭はこのようなニーズに対応できるポピュラーな素材であり、今後その使用領域は大きく広がると期待されている。演者は35年にわたり、新規活性炭の開発、事業化、製造、マーケテイングに携わった。その経験を活かし、活性炭の種類、吸着理論、活性炭の開発・製造から活性炭の市場動向、および最適な活性炭の選定と改良、加工と各用途に応じた応用品の設計ノウハウまでを、使用現場に即した内容にて解説する。
受講対象・レベル
・企業にて環境改善商品を開発している部署の研究者・開発者・工場現場にて、環境改善を検討している技術者・吸着・界面などに携わる大学・研究機関の研究者並びに学生
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど・水道法 ・食品衛生法・大気汚染防止法
習得できる知識
・自社の環境改善のための活性炭の設計技術・環境改善商品開発における、活性炭の利用技術・活性炭の改良および最適化技術・吸着理論の基礎
セミナープログラム
1.活性炭の基礎 ~特性、特徴、種類、製造方法など~ 1-1.活性炭とは 1-2.活性炭の種類 1-3.活性炭事業者の形態(上流から川下まで) 1-4.活性炭の製造方法2.活性炭吸着の基礎、評価、操作に関して 2-1.活性炭の細孔構造 2-2.細孔への吸着現象 2-3.吸着曲線の形と理論 2-4.細孔径と吸着機能 2-5.吸着予測3.活性炭の種類と得意分野 3-1.ヤシ柄活性炭 3-2.石炭系活性炭 3-3.粉末活性炭 3-4.繊維状活性炭 3-5.その他の活性炭4.活性炭の品質 4-1.品質規格 4-2.品質評価5.活性炭の改良と細孔構造の制御 5-1.細孔制御 5-2.添着 5-3.賦形6.活性炭の利用分野と最適活性炭選定並びに再生処理 6-1.大気浄化 6-1-1.溶剤回収 6-1-2.脱臭 6-1-3.空気清浄 6-2.浄水 6-2-1.浄水器 6-2-2.PFAS除去 6-3.ガス分離 6-4.その他(触媒、工業薬品、食品等)7.活性炭の新たな動向<終了後、質疑応答>
■講演中のキーワード吸着、分離、活性炭、活性炭素繊維、空気清浄、浄水