気体・ガスの吸着・脱着の基礎と効果的な活用法【LIVE配信】

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学反応・プロセス   ナノ構造化学   炭素系素材
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆水素、CO2、天然ガスなど、気体・ガスの吸着・脱着の基礎から応用をわかりやすく解説!

【アーカイブ配信:1/24〜1/31】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

千葉大学 大学院理学研究院化学研究部門 教授 博士(理学) 加納 博文 氏【ご専門】コロイド・界面化学、吸着科学【ご活躍】 日本吸着学会元会長 日本化学会コロイドおよび界面化学部会元部会長 ヨウ素学会前会長 炭素材料学会評議員

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 ガス吸着・脱着の現象を基礎とするガス吸着測定法は、物質のナノスケールの細孔構造を平均的に評価する上で優れた方法であるため、粉体や多孔体などの細孔パラメータ(比表面積など)を得るための測定法としてはなくてはならない手法である。近年ナノマテリアルの応用が盛んになっているが、その微細構造を評価する上でガス吸着測定技術は重要であり、また基礎を把握することで、ナノマテリアルの応用技術の展開を図ることができるであろう。また、天然ガスや水素などクリーンエネルギーの貯蔵や、地球温暖化ガスであるCO2の分離回収を実行するためには、ガス吸着の原理を理解する必要がある。本セミナーでは、そのような基礎と応用を理解するために、わかりやすく解説する。

受講対象・レベル

粉体、多孔性、ナノ材料開発に携わる研究者・技術者の方

必要な予備知識

大学教養科目程度の数学、物理、化学の知識のある方

習得できる知識

粉体、多孔性、ナノ材料の特性評価を確実にできる。ガスの分離・回収に応用可能な基礎を習得できる。

セミナープログラム

1.吸着・脱着現象のいろいろ 1-1 物理吸着・脱着、化学吸着・脱着、吸収、吸蔵 1-2 可逆性と脱着機構 1-3 応用分野における脱着特性の重要性2.細孔体の種類 2-1 ゼオライト系、炭素系、ナノ細孔性配位高分子3.ナノ細孔体の特徴 3-1 細孔の分類 3-2 界面構造と機能 3-3 材料としての性質 3-4 キャラクタリゼーション方法4.分子間相互作用と分子吸着ポテンシャル場 4-1 蒸気と超臨界気体 4-2 分散相互作用 4-3 レナード・ジョーンズポテンシャル 4-4 吸着等温線・脱着等温線の型 5.気体吸着実験法と解析 5-1 容量法吸着装置 5-2 重量法吸着装置6.平坦表面への吸着 6-1 吸着理論 6-2 BET理論7.メソ孔への吸着 7-1 毛管凝縮 7-2 吸着・脱着ヒステリシス 7-3 ケルビン式 7-4 細孔分布解析:吸着ブランチと脱着ブランチ8.ミクロ孔への吸着 8-1 スリット型細孔へのミクロポアフィリング 8-2 DR解析 8-3 ミクロ細孔解析 DFT法 問題点 8-4 二酸化炭素吸着 水素吸着 9.柔軟性多孔性配位高分子 (PCP/MOF)によるゲート現象10.蒸気吸着と超臨界吸着11.高圧吸着 11-1 高圧ヘリウム浮力法による試料密度測定 11-2 表面過剰量と絶対吸着量12.メタン吸着 12-1 カーボンナノホーン 12-2 ナノ細孔性配位高分子 12-3 ゲート現象:脱着特性の優位性13.水素吸着 13-1 活性炭素繊維 13-2 カーボンナノチューブ 13-3 カーボンナノホーン 13-4 最近の動向 13-5 測定上の問題点14.二酸化炭素分離技術 14-1 活性炭素繊維 14-2 ナノ細孔性配位高分子 14-3 固体型CO2分離材15.その他の応用分野 15-1 吸着ヒートポンプ 15-2 ナノカーボンの構造と電気化学的応用 15-3 同位体分離16.まとめ