自動車接着剤のマルチマテリアル化に向けた開発と動向

66,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:30 ~ 16:45 
締めきりました
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 自動車技術   接着・粘着   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

★機械特性、強度、耐久性を高めるには? 要求特性と開発事例を徹底解説!

セミナー講師

1.NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏 2.東亞合成(株) 名古屋クリエイシオR&Dセンター 基盤コア技術研究所 安藤 勝 氏 3.シーカ・ジャパン(株) イノベーション&サステナビリティ研究開発 シニアサイエンティスト 松木 裕一 氏 4.セメダイン(株) 研究開発部 開発グループ 開発第四チーム 東出 勇毅 氏

セミナー受講料

1名につき66,000円(消費税込み・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込み)〕

受講について

■ Live配信セミナーの視聴環境について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。 → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
  • Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
  • 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
  • 部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナープログラム

<10:30〜12:00>1.自動車構造接着剤の設計と評価法 NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏

【講演概要】自動車構造接着剤の特徴と設計、評価の仕方を分かりやすく説明します。理論よりも出来るだけ具体例を挙げて動画なども交えて説明しますのでそれほど専門的な知識がなくとも理解できる内容になっています。【受講対象】接着剤の技術者接着剤の営業担当等【受講後、習得できること】自動車向け構造接着剤に対する理解接着剤を設計するための知識1.構造接着剤とは2.自動車用構造接着剤の種類 2.1 エポキシ樹脂 2.2 アクリル樹脂 2.3 ウレタン樹脂

3.自動車用構造接着剤の要求特性 3.1 作業性 3.2 機械特性 3.3 環境試験

4.自動車用構造接着剤の設計 4.1 化学構造からのアプローチ 4.2 添加剤の効果

5.自動車用構造接着剤の評価 5.1 Wash out resistance 5.2 Impact wedge peel 5.3 油面接着性 5.4 塩水噴霧試験

【質疑応答】

<12:45〜14:15>2.異種材料接着の高速化と耐久性向上 東亞合成(株) 名古屋クリエイシオR&Dセンター 基盤コア技術研究所 安藤 勝 氏  

【講座概要】シアノアクリレート系接着剤の短時間硬化と広範な接着性を維持しながら、弾性接着剤の柔軟性と接着耐久性を取り入れたハイブリッド弾性瞬間接着剤について、その技術概要と接着性能、自動車分野への応用などについて紹介する。1.瞬間接着剤成と弾性接着剤成分とのハイブリッド化について 1.1 ハイブリッドの各成分 1.2 接着剤における海島型の相分離構造 1.3 硬化メカニズムについて

2.接着性能と硬化物特性 2.1 接着強度の立ち上がり、硬化スピード 2.2 硬化物の力学的性質 2.3 接着強度、接着耐久性 2.4 耐冷熱サイクル性 2.5 動的粘弾性、変形追従性

3.ハイブリッド弾性瞬間接着剤の応用や用途 3.1 異種材料の接着 3.2 自動車分野への応用 3.3 その他

【質疑応答】

<14:30〜15:30>3.自動車の軽量化やマルチマテリアル化に貢献するポリウレタン系接着剤の実例/技術 シーカ・ジャパン(株) イノベーション&サステナビリティ研究開発 シニアサイエンティスト 松木 裕一 氏  

【講座概要】接着用途に用いられるポリウレタンは、非フォームのポリウレタン需要(CASE)のA(Adhesive)やS(Sealant)を担うことで知られ、異材接合化の進む自動車製造においても車体軽量化への寄与等で、コネクテッド(Connected)、自動化(Autonomous/Automated)、シェアリング(Shared)、電動化(Electric)のCASE潮流に貢献する素材のひとつでもある。本講演では、多様な原料系の選択から多彩な設計が可能なポリウレタンの特質に触れたうえで、自動車用途での接着剤としてのポリウレタンの応用事例を紹介したい。 【受講後、習得できること】サステイナブル志向に関わるいくつかの話題ポリウレタン系接着剤に関わる基礎的な知識車両の軽量化に貢献できるポリウレタン系接着剤による接着接合技術のいくつかの実例1.弊社を事例にした自動車に関わる化学産業界の動向(イノベーション&サステナビリティ)2.簡単な接着概論3.ポリウレタン系接着剤について4.自動車用途でのポリウレタン系接着剤の応用例

【質疑応答】

<15:45〜16:45>4.これまでの自動車用接着剤とマルチマテリア化に伴う接着剤の高機能化 セメダイン(株) 研究開発部 開発グループ 開発第四チーム 東出 勇毅 氏  

【講座概要】世界でも先端を走り続ける日本の自動車において、これまでの自動車躯体・部材に使用されてきた接着剤について、その適用事例を紹介する。また、近年GHG排出量の削減が世界規模の取り組みとなる中で、自動車製造工程や自動車部材の変化も激しくなりつつある。そのような変化の中で求められる接着剤の高機能化、その特長を纏めた。特にマルチマテリアル化の中で適用可能性の高い構造用接着剤が注目されており、セメダインとしての取り組みを紹介する。本講座により皆様の構造用接着剤に対する理解が進み、高機能な接着剤による接合様式によって新たな設計・工程へ貢献出来ることを期待する。 【受講対象】自動車用接着剤に携わる企業の若手技術者など【受講後、習得できること】自動車用接着剤に関する技術的な知見、接着剤メーカーの開発動向1.会社紹介2.自動車で使用されている接着剤の紹介 2.1 自動車製造ラインで扱われる接着剤 2.2 自動車部品メーカーで扱われる接着剤

3.自動車構造用接着剤の特徴 3.1 構造用接着剤に求められる性能 3.2 1液加熱硬化形エポキシ樹脂系接着剤の技術紹介

4.自動車用接着剤でのマルチマテリアル化対応 4.1 マルチマテリアル化対応での開発目標 4.2 エポキシ変成シリコーン樹脂系弾性接着剤の技術紹介 4.3 高機能接着剤の技術紹介

【質疑応答】