入門機器分析 ~原理の基礎や適切な装置選択から分析の進め方まで~

47,300 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 分析・環境化学
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

○分析装置の全体像を1日で掴める!入門者・初級者向けのセミナーです。 ○各分析装置の簡単な測定原理からデータの見方と活用法・注意点、場面ごとの最適な装置選定や組合せのポイントまで。数式はほとんど使わずやさしく解説します。

セミナー講師

 合同会社米森技術士事務所 代表社員   米森 重明 氏 技術士(化学部門)

■ご略歴1978年 岡山大学修士、旭硝子株式会社(現AGC)入社           中央研究所で材料の分析・キャラクタリゼーションなどに従事1995年 名古屋大学よりフッ素材料の分析により博士(工学)2000年 同中央研究所材料解析(分析科学技術)グループリーダー2002年 同中央研究所リレーションシップマネージャー(副所長)           技術士(化学部門)登録2006年 AGCセイミケミカル株式会社 品質保証部長           後に取締役開発部長(品質保証、安全環境、エンジニアリング管掌)2012年 (公社)新化学技術推進協会 部長研究員、後にグループリーダー2015年 旭硝子株式会社退社、米森技術士事務所開設現在 合同会社米森技術士事務所 代表社員、日本分析機器工業会機器分析の手引き 編集幹事その間 産業技術総合研究所客員研究員、早稲田大学招聘研究員、東京農業大学・東京工芸大学非常勤講師を務める

セミナー受講料

【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  これから機器分析を始めようとする方に対して、装置を実際に利用できるように、ブラックボックス化している分析装置の簡単な測定原理、及び何にどのように機器分析装置を適用したらよいかを解説します。全体を網羅しながら数式を殆ど使わずに平易に紹介します。  受講後にはご自分のケースに対して、困らずに最適な機器分析を適用できるようになります。

受講対象・レベル

・これから初めて分析装置を使用しようとする方・分析装置の原理や用途、データの見方などの知識を習得したい方・分析装置を使ったが、もっとうまく活用したい方・これまでとは異なる分野の分析装置を使われる方・分析装置の全体を一度にまとめて理解したい方   などを対象とします。初心者から中級初期の方向けです。

必要な予備知識

この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

■事前に目を通しておくと理解が深まるWebサイトなど(※事前閲覧必須ではございません。)ご興味があれば、(一社)日本分析機器工業会 分析の原理 を参照してください。https://www.jaima.or.jp/jp/analytical/basic/

習得できる知識

・種類の多い分析機器の基礎原理と用途・測定時に注意する点やデータの見方とその活用の仕方・製造工程の不具合や異物の解析法・開発や品質保証で抱える分析的課題の解決方法   など

セミナープログラム

1.機器分析全体をみて:全体像把握の重要性を説明します 1-1 機器分析で大事なこと:実際の現場で最も重要なことは 1-2 分析サンプルの取り扱い:試料の取り扱い方で分析は決まります 1-3 分析のレベルを考えて2.見る・観る分析 2-1 まず見ることの重要性:形・色・大きさなど多くの情報があります 2-2 形態観察の手法:光を使うものから電子などを使うものまで 2-3 光を使う観察 2-4 電子などを使う観察3.分ける・決める分析 3-1 分ける方法(分離分析の装置と活用法):クロマトグラフィーを中心に解説します 3-2 決める分析(構造解析の装置と活用法):質量分析、赤外分光、核磁気共鳴などの原理と装置・活用法 3-3 異物の解析:分析装置を組み合わせて異物分析の実例を紹介します 3-4 有機材料の総合的な解析:実例を示して装置の適用の仕方とデータの見方を紹介します4.測る・量る分析 4-1 無機材料の定量分析:%からpptレベルまでの定量の定量の仕方を解説します 4-2 有機材料の定量分析:CHN元素分析やハロゲンの定量など 4-3 微量なものの定量分析5.その他の分析 5-1 表面分析の装置と活用法:バルク分析と異なる表面分析装置の紹介 5-2 熱分析の装置と利用:無機・有機・高分子などに使われる装置について 5-3 非破壊・現場での分析装置:直接、前処理なしでの分析法など6.装置の組合せ 6-1 複合化された装置の利用:最近の装置は複合化されています 6-2 保有している装置を組み合わせて7.まとめと質疑 7-1 分析装置の全体観と使い方のまとめ 7-2 抱えている問題への解決法   皆様からご質問いただき回答させていただきます。この場で問題解決の糸口を掴んでください。

*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。