晶析操作の基礎と結晶品質制御、スケールアップおよびトラブル対策

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学反応・プロセス   生産工学
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★晶析の基本・原理、結晶品質のコントロールのこつ、    スケールアップの考え方、トラブル対策について分かりやすく解説!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:11/1~11/8】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

(有)クラルテ東雲 須田 英希 氏(元月島機械株式会社)<ご専門> 化学工学(プロセス設計、蒸発、晶析)<学協会> 化学工学会、分離技術会<ご略歴> 1980年 早稲田大学大学院修了。月島機械株式会社入社 各種化学系プラントのプロセス設計や晶析を中心とした各種単位操作機器の基本設計、試運転に携わる。 1994年 月島機械タイ現地法人出向 1998年 月島機械復職 その後プラント計画部部長 2021年 月島機械退職後(有)クラルテ東雲にてコンサルタント業務開始

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。ライブ配信とアーカイブ配信(配信期間:10/6~10/30)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 単位操作の中でも特に晶析操作は理論と実際の現象が一致しないと感じられ、経験と勘に頼ることが多い単位操作の代表的なものといえる。そのため品質、生産性や経済性が損なわれる事態が多く発生し、手間のかかる操作、設備になっているケースが多い。 そこでそれらの問題の軽減の手助けとなるよう、晶析の基本・原理を理解し、装置選定の考え方、結晶品質のコントロールのこつ、スケールアップの考え方、トラブル対策について理解を深めてもらい、晶析設備の安定稼動、製品結晶品質の向上などの一助にしてもらいたい。 また電池材料・電子材料、医薬品などの実際の例を交えながら最近話題になりつつある微小結晶とその晶析装置についてもあわせて紹介する。 

習得できる知識

・晶析操作の基本原理・各種晶析装置の特徴と選定基準・結晶の粒径や品質に影響する条件とそのコントロールに関する知識・晶析装置のスケールアップの手法・晶析操作でのトラブルとその対策方法

セミナープログラム

1.晶析とは?~晶析の基礎・原理~ 1-1.溶解度:溶媒と溶質、融(メルト)液 1-2.過飽和:晶析のドライビングフォース、その作り方と影響 1-3.核発生:結晶の誕生 1-4.結晶成長:結晶格子の形成

2.どうやって結晶をつくるか?~晶析方法とその特徴~ 2-1.溶媒の有無   1)溶液(溶媒)晶析   2)融液(メルト)晶析 2-2.過飽和を作る方法の違い   1)冷却方式   2)濃縮方式   3)貧溶媒(第3成分)添加方式   4)反応方式 2-3.操作方法の違い   1)バッチ操作   2)連続操作

3.どんな装置を選択すればよいか?~晶析装置の種類と特徴~ 3-1.撹拌槽型 3-2.強制循環型 3-3.オスロ型 3-4.ドラフトチューブ型 3-5.カランドリア型 3-6.掻き取り型 3-7.静止、付着型 3-8.融液(メルト)晶析精製装置 3-9.渦流型(微小結晶晶析装置)

4.どうすればいい結晶ができるか?~晶析操作のポイントと品質制御の考え方~ 4-1.晶析操作の基本操作条件 4-2.晶析操作における攪拌・混合の重要性   1)撹拌の役割   2)結晶品質への影響 4-3.晶析操作の目的と結晶品質の制御   1)粒径・粒度分布制御   2)形状制御   3)純度アップ   4)回収率アップ   5)省エネ   6)不純物の影響   7)バッチ晶析のポイント

5.晶析装置の大きさをどのように決めたらよいか?~スケールアップ~ 5-1.バッチ晶析:撹拌槽のスケールアップ 5-2.連続晶析   1)スケールアップファクター   2)スケールアップ手順   3)スケールアップのポイント

6.どのように安定操作をするか?~トラブル事例とその対策~ 6-1.結晶付着、スケーリング 6-2.堆積・閉塞 6-3.粒径・粒度分布、結晶形状 6-4.製品(結晶)純度 6-5.固液分離操作への影響

スケジュール:10:30~12:00 講義12:00~12:50 昼休憩12:50~14:20 講義14:20~14:30 休憩14:30~16:00 講義※進行状況により多少変更します。

キーワード:晶析,分離,操作,結晶,多形,粒子,形状,制御,品質,スケールアップ