シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法・反応状態の分析法
開催日 |
13:00 ~ 16:45 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 分析・環境化学 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★シランカップリング剤の基本的な使いこなし方から、 処理状態を分析する方法まで解説!~作用機構、粉体処理、樹脂改質、被処理材表面の状態評価など~※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:11/18(月)~11/29(金)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
【第1部】 信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 第1部 開発室 研究員 山田 哲郎 氏《ご専門》 シランカップリング剤【第2部】 (株)KRI スマートマテリアル研究センター 上級研究員 中本 順子 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
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- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講対象・レベル
<第1部>・シランカップリング剤を使用中の方、これから検討予定の方<第2部>・シランカップリング剤を使用する製品の製造や開発にたずさわっている方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
<第1部>・シランカップリング剤の反応性、基礎的な使いこなしを習得できる。<第2部>・シランカップリング剤の処理状態を分析する方法についての知識が得られる。・シランカップリング剤の処理条件と適正化し、製品の性能向上に活用できる。
セミナープログラム
第1部シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法
≪講演の趣旨≫ シランカップリング剤は無機材料および有機材料と化学結合する反応基を併せ持つため、有機/無機複合材料の性能向上目的で様々な用途に使用されている。シランカップリング剤を有機材料や無機材料に添加・処理することにより、有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、表面改質といった効果が期待できる。特にシランカップリング剤の有機反応性基は、多種多様な有機樹脂へ対応が出来るよう、汎用グレードのものだけでも様々な反応性基のラインナップを有している。シランカップリング剤の使用方法としては、(1)事前に加水分解水溶液を調製して無機材料を前処理する方法と、(2)有機材料へ内部添加する方法に大別される。 本講演では、これらの使用方法に関するシランカップリング剤の基本的な使いこなしについて説明する。その他、汎用グレードのシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく、当社で新規に開発したシランカップリング剤を、応用事例を含めて紹介予定である。
≪プログラム≫1.シランカップリング剤とは 1-1. シランカップリング剤の構造 1-2. シランカップリング剤の作用機構 1-3. シランカップリング剤の応用事例
2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし 2-1. 加水分解速度 2-2. 水溶液中のシロキサン組成
3.シランカップリング剤による粉体処理
4.シランカップリング剤による樹脂改質
5.各種シランカップリング剤の使用例
6.最新のシランカップリング剤のご紹介
【質疑応答】
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第2部シランカップリング剤の反応状態の分析法
≪講演の趣旨≫ シランカップリング剤の効果を十分に得るためには、分析により反応状態や付着量を把握することが重要です。付着量は少なすぎても、多すぎても好ましくありません。また、添加したシランカップリング剤がすべて被処理材表面と反応し、有効に働いているとは限りません。このため、処理液中でのシランカップリング剤の状態や処理表面の分析は、反応条件の適正化のための指針として有用な情報になります。 本セミナーでは、シランカップリング剤の反応状態の分析に適用される分析方法について解説します。汎用的な分析装置を中心とし、分析装置の特徴(原理、長所、短所)を説明するとともに、実際の分析例を紹介します。尚、シランカップリング剤の付着量を増やすためには、被処理材の表面の状態制御も重要です。このため、コンディショニングの例や被処理表面のシラノール基の定量方法についても紹介します。
≪プログラム≫1.シランカップリング剤の反応状態および固体表面との結合状態の分析方法 1-1. GCによる評価例 1-2. 赤外分光法による評価例 1-3. Ramanによる評価例 1-4. NMRによる評価例 1-5. TG/DTAによる評価例 1-6. TG/DTA-MSによる評価例 1-7. XPSによる評価例 1-8. TOF-SIMSによる評価例 1-9. TEMによる評価例 1-10. AFMによる評価例 1-11. 蛍光顕微鏡による評価例 1-12. ICPによる評価例 1-13. パルスNMRによる評価例
2.被処理材表面の状態評価 2-1. コンディショニングについて 2-2. シラノール基の定量方法
【質疑応答】
スケジュール:13:00~14:45 第1部14:45~15:00 休憩15:00~16:45 第2部※進行により前後する可能性があります。
キーワード:シランカップリング剤,使用方法,反応,メカニズム,状態,分析,セミナー,講習,研修