塗布・乾燥工程の基礎と高均質薄膜作製のポイント
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 薄膜、表面、界面技術 高分子・樹脂加工/成形 生産工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★塗膜製造効率を向上させつつ膜厚のばらつきや、 気泡・しわのなどのトラブルを回避するためには?※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:11/22~11/30】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
(国研)物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター 独立研究者 博士(工学) 荒井 俊人 様<ご専門> ソフトマター科学・プリンテッドエレクトロニクス<学協会> 応用物理学会、日本物理学会など<ご略歴> 2014年9月 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 博士課程修了(期間短縮) 2014年10月 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 助教 2017年10月 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 講師 2022年10月 物質・材料研究機構 独立研究者(現職)
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合39,600円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で55,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
基材表面に機能を付与するために、溶液の塗布により薄膜を作る方法が広く用いられています。しかしながら、塗膜製造効率を向上させつつ、塗膜厚みのばらつきや、気泡・しわの形成など、塗膜形成におけるトラブルを回避するためには、溶媒の乾燥条件や溶液を構成する材料・配合を適切に選択し、かつ温度や湿度など環境の制御も行うことが求められます。そのため、均質な薄膜を作るための技術は"経験"に立脚することも多いのが現状です。 本講演では、こうした塗膜作製を表面科学・レオロジーなどの観点から捉え、その制御方法の指針について、最近開発されている塗膜形成方法の実例をまじえて解説します。
受講対象・レベル
・塗膜作製に関連した研究をされている方・塗装系メーカー技術担当者・塗料メーカーの品質管理・研究開発担当者・塗装技術の基礎から最新技術まで学びたい方
習得できる知識
・塗膜に関する表面・界面の科学・レオロジーの基礎・乾燥制御の方法と影響因子
セミナープログラム
1.はじめに 1-1.塗装とその効果 1-2.均一な塗膜形成の難しさ 1-3.重ね塗りと不具合 1-4.アプリケーションの例
2.塗布の科学 2-1.表面を理解する 2-1-1.固液界面における濡れと接触角 2-1-2.界面活性剤 2-1-3.塗りにくい表面に塗る 2-2.溶液のレオロジーの基礎 2-2-1.線形粘弾性 2-2-2.塗膜の厚さと硬さ 2-2-3.温度-時間換算則 2-2-4.非線形レオロジー 2-2-5.粘弾性評価法の進展
3.乾燥の科学 3-1.乾燥制御の一般論 3-1-1.単純溶媒の乾燥 3-1-2.複雑液体の乾燥 3-1-3.定率乾燥と減率乾燥 3-2.乾燥で生じる欠陥と回避の方法 3-2-1.スキン層形成(皮張り) 3-2-2.塗膜形成のトラブル(くぼみ、ピンホール、しわ、色ムラ、気泡など)とその対処
4.均一な塗膜を作る技術 4-1.微粒子分散系の例 4-2.有機分子を用いた例 4-3.多層膜への展開
5.まとめと展望
キーワード:塗布,塗装,塗膜,形成,乾燥,微粒子,分散,膜厚,ムラ,ピンホール,レオロジー