エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 化学反応・プロセス 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★アミン系、酸無水物系、フェノール系、イミダゾール系、ポリチオール系、、、~エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析法、 評価法、硬化剤別の用途、安全性について~ ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:11/25~12/6(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学) 柴田 勝司 氏【専門】エポキシ樹脂、複合材料リサイクル技術【略歴】 1980年 京都大学 工学部 合成化学科 卒業 1980年 日立化成工業(株) 入社 1981年代~2014年 日立化成工業(株)の研究所に在籍 2014年 博士(工学)取得 熊本大学 2015年 日立化成(株) 定年退職 2016年 溶解技術(株) 設立 2019年4月 名古屋大学客員教授を兼任 2022年3月 名古屋大学客員教授を退任【研究歴】 1980年代 プリント配線板用エポキシ樹脂 1990年代 エポキシ樹脂接着フィルム 2000年以降 熱硬化性樹脂複合材料リサイクル技術
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
エポキシ樹脂はこれまで主流であった土木建築、接着剤、電気絶縁材などの用途に加えて、自動車用、航空機用などにも用途が広がり、世界での生産量も拡大している。 特にエポキシ樹脂と炭素繊維を用いたCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics) は、電気自動車、燃料電池自動車、洋上風力発電機など、用途が大幅に広がっている。しかしながら、エポキシ樹脂硬化物の物性は、用いる硬化剤によって大きく左右されるため、それぞれの用途に相応しい樹脂設計は、非常に困難になっている。本セミナーでは、エポキシ樹脂並びにその硬化剤の基礎的な知識だけではなく、エポキシ樹脂配合を設計するにあたって有用な分析法、評価法、硬化剤別の用途、安全性などを、具体例を挙げて詳説する。
受講対象・レベル
・エポキシ樹脂を扱われている方・エポキシ樹脂をこれから扱う予定の方
必要な予備知識
高校程度の化学の知識
習得できる知識
・エポキシ樹脂の種類と製造法・硬化剤の種類と用途・変性剤と添加剤・エポキシ樹脂並びに硬化物の評価法・エポキシ樹脂、硬化剤の安全性
セミナープログラム
1. 緒言 1-1. エポキシ樹脂の定義 1-2. エポキシ樹脂の歴史 1-3. 世界の需要 1-4. 他の樹脂系との比較 1-5. エポキシ樹脂の特徴 1-6. エポキシ樹脂配合の特殊性
2. エポキシ樹脂 2-1. エポキシ樹脂の分類 2-2. 汎用エポキシ樹脂 2-3. 特殊エポキシ樹脂
3. 硬化剤 3-1. アミン系 3-2. 酸無水物系 3-3. フェノール系 3-4. イミダゾール系 3-5. ポリチオール系
4. 硬化促進剤 4-1. アミン系 4-2. イミダゾール系 4-3. 紫外線(UV)硬化用 4-4. 電子線(EB)硬化用
5. 変性剤,添加剤 5-1. エラストマー 5-2. 難燃剤 5-3. カップリング剤 5-4. 無機充填材 5-5. 希釈剤
6. エポキシ樹脂,硬化剤の評価法 6-1. 赤外分光法 (IR) 6-2. 核磁気共鳴法 (NMR) 6-3. 高速液体クロマトグラフィ (HLC) 6-4. ゲル浸透クロマトグラフィ (GPC)
7. 硬化性の評価法 7-1. ゲル化時間 7-2. 赤外分光法 (IR) 7-3. 示差走査熱量計 (DSC)
8. モデル化合物による反応解析 8-1. モデル化合物とは? 8-2. モデル化合物の選定 8-3. HLCによる反応解析 8-4. NMRによる生成物の同定
9. 硬化物の評価法 9-1. 無溶媒ワニスからの樹脂板の作製 9-2. 溶媒含有ワニスからの樹脂板の作製 9-3. 機械的性質 ・引張試験,曲げ試験 ・衝撃試験 ・硬さ試験 ・粘弾性解析 (VEA) 9-4. 熱的性質 ・熱機械分析 (TMA) ・熱重量分析 (TGA) ・熱伝導率 9-5. 電気的性質 ・電気絶縁性 ・絶縁破壊電圧 ・誘電率,誘電正接 9-6. 耐薬品性 ・吸水率 ・耐酸アルカリ性 ・耐溶剤性 9-7. 耐燃性 9-8. 熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析 (Py-GC-MS) 9-9. 解重合生成物分析-HLC,NMR,GC-MS
10. 各種硬化剤の用途 10-1. アミン類 10-2. カルボン酸 10-3. 酸無水物 10-4. フェノール類
11. エポキシ樹脂,硬化剤の安全性 11-1. 人体有害性 11-2. 環境汚染性 11-3. 安全データシート (M)SDS
12. 結言 12-1. 結論 12-2. 今後の課題
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