全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 電気化学   電気化学   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

固体電池の開発現況、現状の課題、今後の見通しについて解説! 

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:11/26~12/9(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

(株)NKエナジーフロンティア 代表取締役  博士(工学) 小林 直哉 氏【専門】電池、電気化学、無機材料、分析化学

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

資料付き【PDFを配布します】【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加  ください。・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 脱炭素社会の実現が国際社会のキーワードで、その実現のためには従来の化石燃料中心の社会からの構造変革が求められています。その実現に向けて化石燃料を用いた発電から再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電等)への大幅な転換や、EV等の電動車の推進等が行われています。電池はそれらを実現するためのキー技術の一つです。その中心をなすリチウムイオン電池の性能向上が行われていますが、更なる高性能化へのニーズに応えるべく新しい電池の開発が求められています。その内訳は電池の高エネルギー密度化、入出力特性の向上、低温から高温までの広い作動温度特性、長寿命特性、高安全性等を兼ね備えられる電池です。これらを実現するため、ポストリチウムイオン電池として種々の新しい電池の候補が提案され、国内外で活発に研究開発がなされています。 こうした状況下において全固体電池は上記の要求事項を高い次元でクリアできる可能性を秘めており、現在国内外において精力的に研究開発が行われています。実用化への動きも加速しており、トヨタ自動車は全固体電池を搭載したEVを2027から2028年に市販、日産自動車も2028年までに全固体電池を搭載したEVを発売すると発表しています。また、中国においても半固体電池や全固体電池を搭載した電動車(EV・PHEV)に注力し、トヨタ自動車や日産自動車に先んじる計画を発表しています。 本講演では全固体電池を中心にその開発現況、現状の課題、今後の見通しに関してお話しさせて頂きます。

受講対象・レベル

・全固体電池や半固体電池といった固体電池、次世代電池の研究開発者・電池材料を含む化学・材料メーカーの研究開発者・固体電池の研究に、これから携わろうとしている方 など

習得できる知識

・全固体電池・固体電池の各部材・材料の研究開発の現状と将来像・次世代電池の将来展望と今後の開発のための指針・全固体電池の実用化へ向けて解決すべき課題 など

セミナープログラム

1.序論:二次電池・全固体電池を巡って  1.1 背景:市場予測・近年のニュース・関連メーカの動き等  1.2 固体電解質開発史  1.3 完成形の全固体電池を巡る概況2.固体電池の分類と定義および代表的な各メーカ3.全固体電池の課題  3.1 電解液系電池(LiB)との比較から4.全固体電池の研究開発  4.1 硫化物系固体電解質   4.1.1 硫化物系全固体電池の課題抽出   4.1.2 正極材料開発   4.1.3 正極材料の界面制御と表面処理技術開発   4.1.4 次世代高容量材料開発現況  4.2 酸化物系固体電解質  4.3 ハロゲン化物系固体電解質  4.4 有機系固体電解質    ・有機系固体電解質の課題と解決アプローチ5.全固体電池の製造プロセス  5.1 硫化物系全固体電池の製造工程    ・湿式塗工/ロールtoロール/乾式加圧成型  5.2 酸化物系全固体電池の製造工程    ・グリーンシート法/スクリーン印刷法  5.3 硫化物系固体電解質の取り扱い(耐水性)改善事例6.半固体電池の研究開発  6.1 半固体電池の研究開発事例  6.2 半固体電池の製品例・用途    ・クレイ電池の特徴と用途    ・柔粘性イオン結晶の固体電池への応用7.ポリマー電池の研究開発8.全樹脂電池の研究開発9.今後の課題と展望