ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策事例~配合技術、加工技術の基礎から応用、実用的な技術、トラブル対応までを具体的に解説~

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

ゴム混練や圧延、押出、加硫などの加工工程が抱える課題の解決やプロセスの最適化に向けた考え方についてお話させていただきます。 

セミナー講師

 村木技術士事務所 所長  村木 孝夫 氏

■ご略歴某大手タイヤメーカーにてゴム材料の設計・開発技術、評価技術に従事し、原材料開発や配合技術に約30年間、生産技術や環境保全技術に約20年間携わってきました。現在はゴム材料技術、ゴム加工技術、化学物質管理に関するコンサルタントとして勤めている。■ご専門および得意な分野・ご研究・ゴム製品の開発支援 (ゴム材料・配合設計技術)・ゴム加工技術(混合・押出・成形・加硫)・化学物質管理全般(含有化学物質管理体制構築、REACH対応、国内外環境対応)・ISO14001構築支援と監査 ・LCA構築支援■本テーマ関連学協会でのご活動日本ゴム協会で講演、及び公益社団法人日本技術士会神奈川県支部で中小企業へのゴム材料・加工技術、製品含有化学物質コンサルタント活動実施中。

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  ゴム製品を製造する場合、工程ごとに固有の問題が数多く存在している。中でもゴムの加工に関する問題は生産性に直接関与するため、技術的な関心が高い。ゴムの加工性を改善するアプローチとしては、加工条件や工程の変更、あるいはゴム配合の見直しが一般的である。  本講座では、ゴムの化学・物理特性の理解から始め、ゴム混練や圧延、押出、加硫などの加工工程が抱える課題の解決やプロセスの最適化に向けた考え方、さらには適切な加工条件を実現する手法など、配合技術、加工技術の基礎から応用、実用的な技術、トラブル対応までを具体的に解説する。

受講対象・レベル

・ゴム製品の研究開発・設計・生産技術・製造・品質管理に関わる方・ゴム材料の研究開発・製造・品質管理に関わる方・ゴム加工設備の設計・開発に関わる方

必要な予備知識

この分野に興味があれば特に必要な知識は必要ありません。

習得できる知識

・ゴム配合の基礎知識・ゴム加工工程が抱える課題とその改善策・ニーズに応えるためのゴム材料づくりの手法・ゴム製品におけるトラブル原因の理解とその対策・加工機の種類・特徴・選択法

セミナープログラム

1.ゴム材料とは? 1-1.ゴム分子の構造と安定性 1-2.ゴムの基本的因子と分子構造2.原料ゴムに求められる特性 2-1.原料ゴムの化学的特徴 2-2.原料ゴムの特性3.ゴムの配合設計 3-1.ゴム配合を構成する要素 3-2.ゴム補強用充填剤 3-3.ゴム架橋剤 3-4.ゴム加工の効率化を図る配合剤 3-5.ゴム用老化防止剤4.ゴム加工技術とトラブル対策 4-1.ゴムの加工工程と各工程の役割 4-2.ゴム工場加工性問題 4-3.加工性を左右するゴムの流動挙動 4-4.ゴム練りの挙動  4-4-1.混合状態とコンパウンド特性  4-4-2.ゴム練り状態評価と成形加工性 4-5.ゴムの流動性と加工トラブル  4-5-1.ゴムの流動性の特徴と加工性への影響  4-5-2.ゴムの流動性指標と加工性との関係  4-5-3.流動性指標による加工性向上(加工条件、ゴム配合への反映)  4-5-4. ポリマーにおける加工性改善事例 4-6.ゴム成形工程でのトラブルと対策  4-6-1.押出・射出成形でのトラブルと対策  4-6-2.金型成形におけるトラブルと対策  4-6-3.離型性、金型汚染 4-7.ゴム材料によるゴム加工品質の改善5.ニーズに応える材料づくり 5-1.ニーズに応える材料づくりとは 5-2.強いゴムをつくる方法 5-3.ゴムの硬さを調整する方法 5-4.ゴム材料の伸びと架橋密度の関係 5-5.耐摩耗性を向上させるには 5-6.耐摩擦性を向上させるには 5-7.耐候性を向上させるには 5-8.耐疲労性を向上するには 5-9.使用温度に対応できるゴム材料をつくる方法6.ゴム製品(加硫ゴム)のトラブルと対策 6-1.トラブル解析の具体的な手法-熱劣化、酸化劣化の原因究明と対策- 6-2.ゴム製品のオゾン劣化と対策 6-3.ゴム製品の水劣化(残留塩素)と対策 6-4.ゴム製品の耐油性(膨潤と劣化)と対策 6-5.ブルーム、ブリード現象によるゴム製品の外観悪化と対策 6-6.接着劣化、銅害、金属害による接着性低下と対策 6-7.ゴム-ブラス接着劣化と対策 6-8.金型汚染と対策

■講演中のキーワード・ポリマー ・配合技術 ・充填剤 ・引張物性 ・ゴム架橋 ・粘弾性・押出技術 ・工程トラブルと対策 ・製品トラブルと対策