フィルム製造の技術、プロセスの全体像の把握

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂材料   塗装・コーティング   薄膜、表面、界面技術
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~フィルムの製膜、成膜、塗布乾燥、貼り合わせ、断裁の全体プロセス~

■フィルムメーカー、ユーザー、材料メーカー■ 製造装置、プロセスに携わる方々に一気通貫でやさしく解説! 高機能フィルム製造に関わるの全体プロセスとその技術を 実際の製造で発生する様々な欠陥や問題と、その対策に役立つような事例も

 

日時

ライブ配信】 2024年10月23日(水)  10:00~16:30【アーカイブ配信】 2024年11月8日(金)  まで受付(視聴期間:11/8~11/21)  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

セミナー講師

ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏※元富士フイルム(株)略歴2018年半ばまで、富士フイルム株式会社に所属し、フィルム製造を中心とした生産技術開発に関わり、生産性向上、品質安定化、コストダウンなどに従事。在籍中に、米国ミネソタ州立大学にて塗布流動の研究、海外メーカでの製造立ち上げ、新規製造技術の開発、九州大学など多数の大学との共同研究、写真/印刷・電子/光学・医療等の分野における新商品開発などを経験。同社を早期退職後、技術アドバイザーや技術顧問として、これまで10社以上にて製造技術の支援を行ない、現在に至る。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

9月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、なくてはならない材料となっている。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大している。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されている。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術である。本セミナーでは、高機能フィルム製造に関わる、「製膜、成膜、塗布乾燥、貼り合わせ、断裁」の全体プロセスこれらの技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々な欠陥や問題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。

受講対象・レベル

・フィルム製造技術を担当してから、1~3年目くらいの技術者、研究者・フィルム製造や加工に関心のある方、学びたい方

習得できる知識

・フィルム製造に関する全般知識、技術概要の把握・フィルム成形/塗布乾燥/ラミネートなどの工程技術に関する基礎/実践知識・実際の現場におけるトラブルとその対策例の理解

セミナープログラム

1.高機能(機能性)フィルム 1-1 高機能フィルムとは 1-2 高機能フィルムの構成 1-3 高機能フィルムの製造 1-4 樹脂/フィルムの種類2.フィルム製膜・延伸技術 2-1 製膜方法   (溶融製膜と溶液製膜) 2-2 PETフィルムの特徴   (PETの種類、延伸の分類、延伸による特性変化など) 2-3 PETフィルムの製法   (製造全体フロー、重合~ペレット化、押出、製膜、延伸) 2-4 PETフィルム製造におけるトラブルと対策 2-5 TACフィルムの特徴   (基本特性) 2-6 TACフィルムの製法   (製造全体フロー、溶解、押出、製膜、ドラム式、バンド式) 2-7 TACフィルム製造におけるトラブルと対策 2-8 フィルム成形技術まとめ3.塗布技術 3-1 塗布の基礎   (塗布技術のポイント、方式の分類、塗布設備の構成、方式の選択) 3-2 ロール塗布技術   (リバースロール、グラビア、キス、マイクログラビア、ワイヤバーほか) 3-3 ロール塗布での欠陥と対策例   (リビング、ムラ、斑目、スジ、ハジキなど) 3-4 ダイ塗布技術   (ダイヘッドの構造、ダイ設定~塗布開始の手順例など) 3-5 ダイ塗布技術課題   (ビード安定化、コーティングウインドウ、高速化における課題など) 3-6 塗布技術まとめ4.乾燥技術 4-1 乾燥工程の基礎   (乾燥の分類、基本原理、乾燥曲線など) 4-2 乾燥での欠陥と対策   (ピンホール、皮張り、乾燥ムラ、風ムラなど) 4-3 特許にみる、風ムラ対策 4-4 乾燥技術まとめ5. ドライラミネート技術 5-1 ラミネートとは   (特徴、構成例など) 5-2 ドライラミにおけるトラブル対策   (シワ、カールなど) 5-3 ドライラミに関する特許例6.フィルム裁断技術 6-1 裁断方法の種類 6-2 裁断における課題・トラブル7.補足1…濡れ性の基礎 7-1 表面張力と接触角 7-2 界面活性剤の働き 7-3 表面処理方法例など8.補足2 8-1 多層フィルム製造 8-2 コーティング方式のバリエーション質疑応答