SiCパワー半導体の最新動向とSiC単結晶ウェハ製造の技術動向

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 半導体技術   電子デバイス・部品   無機材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

■SiC単結晶ウェハの開発状況・ビジネス展開■SiC単結晶ウェハ開発において今後取り組むべき技術課題

★ SiC単結晶ウェハのさらなる高品質化・低コスト化へ!★ SiCパワー半導体の現状・動向、製造プロセス技術まで俯瞰する

 

日時

【Live配信】 2024年11月19日(火) 10:30~16:30【アーカイブ配信】 2024年12月3日(火) から配信開始【視聴期間:12/3(火)~12/16(月)】  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー講師

関西学院大学 工学部 教授 大谷 昇 氏<主なご経歴・研究内容・専門・ご活動・受賞など>1960年、東京都生まれ。1984年に東京工業大学修士課程物理学専攻修了。同年、新日本製鐵(株)入社。同社中央研究本部第一技術研究所配属。その後、エレクトロニクス研究所を経て、先端技術研究所に勤務。一貫して、半導体材料・デバイスの研究開発に従事。特に、パワーデバイス用シリコンカーバイド(SiC)半導体の研究開発・事業化に注力。2008年に関西学院大学教授に就任。その間、1991~1993年英国Imperial College London博士課程在学。1993年同課程修了(Ph.D.取得)。1997年日本金属学会技術開発賞受賞。2007年日経BP技術賞受賞。2021年応用物理学会フェロー表彰受賞。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

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配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

 現状150mm口径のSiC単結晶ウェハが市販されており、ここ数年の間には200mm口径ウェハの製造・量産が開始されることがアナウンスされている。これを機にxEV向けのSiCパワーデバイスの本格量産が始まるとされる。パワー半導体向けには、その電子物性の優位性から4H-SiC単結晶ウェハが使用される。市販の4H-SiC単結晶ウェハを用いて、既に、高速・低損失のSiCショットキー障壁ダイオード(SBD)、金属–酸化膜–半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)が製造・販売され、鉄道車両や産業機器に搭載されているが、SiCパワーデバイスのさらなる高性能化・高信頼性化、そして低コスト化には、そこで使用されているSiC単結晶ウェハのさらなる高品質化・低コスト化が必要不可欠である。 本講演では、SiCパワー半導体開発の最前線を紹介すると共に、SiC単結晶ウェハの開発状況・ビジネス展開について解説し、SiC単結晶ウェハ開発において今後取り組むべき技術課題を議論する。

習得できる知識

SiCパワー半導体に関する基礎知識、開発・ビジネスの概況、SiCパワー半導体の礎となるSiC単結晶ウェハに関する基礎知識、開発・ビジネスの概況について修得できます。

セミナープログラム

■SiCパワー半導体開発の現状 【10:30~12:00】1.SiCパワー半導体開発の背景 1.1 環境・エネルギー技術としての位置付け 1.2 SiCパワー半導体開発がもたらすインパクト2.SiCパワー半導体開発の歴史 2.1 SiCパワー半導体開発の黎明期 2.2 SiC単結晶成長とエピタキシャル成長のブレイクスルー3.SiCパワー半導体開発の現状と動向 3.1 SiCパワー半導体の市場 3.2 SiCパワー半導体関連の学会・業界動向 3.3 SiCパワー半導体関連の最近のニュース4.SiC単結晶の物性的特徴と各種デバイス応用 4.1 SiC単結晶とは? 4.2 SiC単結晶の物性と特長 4.3 SiC単結晶の各種デバイス応用5.SiCパワーデバイスの最近の進展 5.1 SiCパワーデバイスの特長 5.2 SiCパワーデバイス(SBD、MOSFET)の現状 5.3 SiCパワーデバイスのシステム応用昼食休憩 【12:00~13:00】 ■SiC単結晶ウェハ製造プロセスの現状と展望 【13:00~14:30】6.SiC単結晶のバルク結晶成長 6.1 SiC単結晶成長の熱力学 6.2 昇華再結晶法 6.3 溶液成長法 6.4 高温CVD法(ガス法) 6.5 その他成長法7.SiC単結晶ウェハの加工技術 7.1 SiC単結晶ウェハの加工プロセス 7.2 SiC単結晶の切断技術 7.3 SiC単結晶ウェハの研磨技術8.SiC単結晶ウェハ上へのSiCエピタキシャル薄膜成長技術 8.1 SiCエピタキシャル薄膜成長技術の概要 8.2 SiCエピタキシャル薄膜成長装置の動向【14:30~14:40】 休憩■SiC単結晶ウェハ製造の技術課題 【14:40~16:10】9.SiC単結晶のポリタイプ制御 9.1 SiC単結晶のポリタイプ現象 9.2 各種ポリタイプの特性 9.3 SiC単結晶成長におけるポリタイプ制御10. SiC単結晶中の拡張欠陥 10.1 各種拡張欠陥の分類 10.2 拡張欠陥の評価法11.SiC単結晶のウェハ加工 11.1 ウェハ加工の技術課題 11.2 ウェハ加工技術の現状12.SiCエピタキシャル薄膜成長 12.1 エピタキシャル薄膜成長の技術課題 12.2 エピタキシャル薄膜成長技術の現状13.SiC単結晶ウェハの電気特性制御 13.1 低抵抗率SiC単結晶ウェハの必要性 13.2 低抵抗率SiC単結晶ウェハの技術課題と現状14.SiC単結晶ウェハの高品質化 14.1 マイクロパイプ欠陥の低減 14.2 貫通転位の低減 14.3 基底面転位の低減15.まとめ  □質疑応答□ 【16:10~16:30】※時間配分は目安です。進行状況により前後することがございます。