パワーエレクトロニクス機器におけるノイズの基本とその抑制法【東京会場】

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 S&T出版株式会社
キーワード 電子デバイス・部品   電気、電子製品   CAE/シミュレーション
開催エリア 東京都
開催場所 【千代田区】連合会館
交通 【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

セミナー講師

今岡 淳 氏 名古屋大学 未来材料・システム研究所 附属未来エレクトロニクス集積研究センター 准教授 略歴2013年島根大学大学院総合理工学研究科博士前期課程、修了。2013年5月より株式会社パワエレアカデミー(大学発ベンチャー企業)の設立支援者として教育関連の事業,パワーエレクトロニクスに関する受託評価,地域振興事業などに参画。2015年9月、島根大学大学院総合理工学研究科電子機能システム工学専攻修了、博士(工学)。2015年10月、九州大学大学院システム情報科学研究院電気システム工学部門、助教に着任。2018年4月、名古屋大学 大学院工学研究科 電気工学専攻 助教に着任。2021年、同大学 未来材料・システム研究所 准教授(兼務、同大学工学研究科電気工学専攻)に着任, 現在に至る。現在の研究はパワーエレクトロニクス全般の研究(具体的には電力変換器用インダクタ・トランスの小型化・高効率化設計手法、小型高効率化へ向けた回路技術,磁性材料のモデリング、有線要素法を利用した損失解析やシミュレーション技術、スイッチング電源のノイズ解析・低減技術の研究に従事。

セミナー受講料

55,000円 (Eメール案内登録価格:1名49,500円,2名55,000円,3名73,700円)※資料付、昼食付※Eメール案内を希望されない方は、「55,000円×ご参加人数」の受講料です。※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様55,000円から ★1名で申込の場合、49,500円 ★2名同時申込の場合は、2名様で55,000円 ★3名同時申込の場合は、3名様で73,700円 ★4名以上同時申込の場合は、ご参加者数×22,000円※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。配付資料について本セミナーの資料はPDF形式(電子データ)で配布予定です。開催日前日までにダウンロードURLお送りいたします。※プリント資料はありません。

セミナー趣旨

自動車、家電製品や情報・映像機器、さらにはそれを製造する生産設備に至るまで、その電力変換の際には必ずと言っていいほど、パワーエレクトロニクス機器が使用されている。このパワーエレクトロニクス機器を支えているのはパワー半導体デバイスをベースとした電力変換技術である。パワーエレクトロニクスは今後市場も大きく拡大し一般社会へ幅広く浸透していく優れた技術であるが、原理上必ず電磁ノイズが発生するという本質的問題があり、時に製品の開発・設計を行う技術者の悩みの種となる。  本セミナーでは、パワーエレクトロニクス機器におけるノイズの基本とその抑制法に焦点をあてて、パワーエレクトロニクス分野の技術動向から、パワーエレクトロニクス回路の基本、そこで発生する電磁ノイズの発生原理、計測、CAEベースとしたフロントローディング手法、ノイズ抑制法を体系的に解説する。

セミナープログラム

1.パワーエレクトロニクス分野の技術動向 (1) カーボンニュートラルへ向けた各業界動向 (2) エネルギー分野 (3) 移動体(自動車など) (4) フロントローディング技術2.パワーエレクトロニクス回路の基本 (1) AC/DC変換, DC/AC変換 (2) パワー半導体デバイスの基本とその駆動回路 (3) 演習1(過渡現象)  (4) DC/DC変換 (5) 演習2(定常動作解析) 3.高周波スイッチングの利点とその弊害 (1) 小型軽量化(高周波)と発熱密度増加 (2) 高速スイッチング(スピード)とリンギング現象 (3) 演習3 -デバイスサージ(LCR共振現象)4.ノイズの基本 (1) ノイズの基本(放射・伝導・近傍) (2) 計測法(スペアナやLISN)や計算法(周波数解析) (3) 伝導ノイズの基本・伝搬経路5.伝導ノイズの抑制法の基本から最新技術まで (1) 外付けフィルタ(材料・素子特性も交えて) (2) 内部フィルタ (3) 信号制御 (4) 回路方式(ソフトスイッチングなど) (5) 半導体周辺(スナバなど) (6) その他(実装)6.異なるノイズフィルタ搭載した場合の伝導ノイズ減衰結果の紹介

※途中で演習ではMicrosoft Excelや関数電卓を使用しますので、PCと関数電卓をご持参ください。結果は画面でも映しますので、持参されなくても内容理解に支障はありません。