日立造船(株): 水電解再エネ水素製造とメタネーション製造の取組み
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 化学反応・プロセス 環境負荷抑制技術 政策・行政 |
開催エリア | 全国 |
~再エネ水素~グリーン水素 ナショナルプロジェクト Power to Gas~
開催日:2023年02月06日(月) 13:30 - 15:30
セミナー講師
日立造船株式会社機械・インフラ事業本部 産業装置ビジネスユニット顧問 (工学博士)熊谷 直和 氏
略歴1979年 横浜国立大学工学部卒 同年大機ゴム工業(株)に入社 開発部に配属1982年-1985年 東北大学金属材料研究所に派遣 電極材料に関する研究に従事1989年 東北大学工学博士号取得2006年 アタカ工業と大機エンジニアリングが合併 アタカ大機(株)となり、同社産機開発部長に就任2012年 同社執行役員に就任2014年 アタカ大機(株)を日立造船が吸収合併、日立造船(株)の執行役員に就任2015年 同社 地球環境ビジネス開発推進室長2018年 同社顧問に就任
1993年-現在に至るまで、東北大学、東北工業大学名誉教授 橋本功二先生が提唱したグローバル二酸化炭素リサイクル構想に基づき、再エネからの電解水素、二酸化炭素と水素からのメタネーションの材料、プロセスなどの研究開発に従事してきた。
<所属協会・団体・学会等>電気化学会、腐食紡織協会、CCR研究会
セミナー受講料
1名:33,510円(税込)2名以降:28,510円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
再生可能エネルギーによる水素とCO2からメタンを合成、リサイクルすることは、1993年東北大学橋本功二教授(現東北大学・東北工業大学名誉教授)が世界に先駆けて発信した技術であった。この技術は国内よりも海外での評価が高く、2013年にAudiが世界最大のメタネーションプラントを建設し、再生可能エネルギーにより合成したメタンで走る天然ガス自動車の販売を開始し、一挙に注目度があがった。日本でも約30年間を経て、ようやく有力な脱炭素技術であることが認められるようになり、メタネーション技術の社会実装を急ぐため、2021年6月28日に「メタネーション推進官民協議会」が設立された。合成メタンは、天然ガスの貯蔵・輸送・利用設備を活用ができ、再エネを主電源化した時の需給バランスを調整でき、CO2の循環利用により排出量を大幅に削減できる。当該技術の歴史、特徴、用途等、理解を深める講演を行う。
セミナープログラム
1.地球温暖化対策~化石燃料からの脱却と再エネの主電源化~2.メタネーション技術の紹介3.再エネ水素~グリーン水素~4.第6次エネルギー基本計画とメタネーション技術の位置づけ5.日立造船が取り組むナショナルプロジェクト6.メタネーション技術の普及・拡大7.メタネーション推進官民協議会での議論と今後の方向性