ウェブハンドリング/搬送・巻取技術におけるトラブルの未然防止と品質向上のための知識と理論

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   繊維技術   生産工学
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信

フィルム、紙 、不織布、非鉄金属箔、etc. ウェブ製造過程における不具合の原因と対策 

■折れしわ、スリップ、巻き締り、ゲージバンドなどのトラブル・不具合に 経験と勘からの試行錯誤で、行き詰っていませんか? 不具合発生原因をウェブのトライボロジーや力学的性質などから考察・対策するなど 今ある不具合だけでなく、発生し得るトラブルにも理論的な側面からアプローチできるように学んでいこう!

 

日時

【Live配信】2024年10月25日(金)  10:30~16:30【アーカイブ(見逃し)配信】視聴期間:10/28~11/1の5日間  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

セミナー講師

東海大学 工学部 機械システム工学科 准教授 博士(工学) 砂見 雄太 氏略歴・ウェブハンドリング技術研究会 会長・日本機械学会IIP部門 将来検討委員会 委員・日本機械学会 フレキシブル体のハンドリングと高機能化技術(1)幹事・日本設計工学会 編集委員会 委員専門トライボロジー、設計工学、ウェブハンドリング、バイオミメティクス兼任ウェブハンドリング技術研究会 会長/株式会社SUNAMI​ 代表取締役学会賞など・日本設計工学会 2020年度 The Most Interesting Reading賞・ISPS2020 Best Paper Award・日本機械学会 2016年度奨励賞(研究)・日本機械学会 2015年情報・知能・精密機器部門優秀講演奨励賞・JSME-IIP/ASME-ISPS2015 Best Paper Award・学校法人東海大学 松前重義賞 最優秀賞(学術部門)・日本設計工学会 2011年度論文賞(第1著者として)他5件

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】9月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

セミナープログラム

1.はじめに 1.1 ウェブ(フィルム、紙、不織布、非鉄金属)とウェブハンドリング 1.2 ウェブハンドリング技術のポイント 1.3 ウェブハンドリングの最近の動向 1.4 まとめ 2.ウェブの力学的性質 2.1 ウェブに作用する力とその変形 2.2 フックの法則 2.3 ウェブ素材の構造と弾性の関係 2.4 液体の構造と粘性 2.5 粘弾性体とその力学的モデル 2.6 ウェブの曲げ 2.7 ウェブの座屈 2.8 ウェブの折れしわ 3.ウェブハンドリングのトライボロジーと搬送問題 3.1 ウェブ搬送とトライボロジー 3.2 摩擦力と摩擦係数 3.3 摩擦係数の測定 3.4 オイラーのベルト公式 3.5 固体の接触と摩擦 3.6 摩擦のメカニズム 3.7 摩擦係数のコントロール 3.8 マクロスリップの発生条件と抑止方法 3.9 搬送時における各種ローラの使用方法と不具合の防止法 4.ウェブの巻取り問題 4.1 ウェブの巻取り方式 4.2 ロール内部の応力状態 4.3 巻取りロール内部のヤング率の異方性 4.4 Hakielの巻取り理論 4.5 巻取り張力の最適化 4.5 温度を変化させた場合の熱ひずみ巻取り解析 4.6 「WIND MASTER」を用いた内部応力の解析と不具合対策 5.最近の研究内容 5.1 株式会社SUNAMIの紹介  5.1.1 株式会社SUNAMIの研究所メンバーの紹介  5.1.2 株式会社の事例紹介 5.2 大学における最新の研究  5.2.1 ウェブのトラフの可視化  5.2.2 Marc(有限要素法)を用いたウェブのシミュレーション  □質疑応答□