化学産業における組織および製品の温室効果ガス(GHG)排出量算定と管理 ~サプライチェーン排出量およびCFPの基礎から活用まで~

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学技術一般   環境規格   地球温暖化対策技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

化学分野において製品CFP(カーボンフットプリント)にどう向き合い、対応していけば良いのか?対応に必要な基礎知識と適切なすすめ方・サステナビリティ活動への活用展開まで、個々の取組み方法をわかりやすく解説します。 

セミナー講師

 住友化学(株) レスポンシブルケア部 主席部員 博士(工学)  林 真弓 氏

■ご略歴住友化学株式会社入社後、石油化学品研究所にて自動車用低燃費タイヤ向け合成ゴムの研究開発を経て、東京本社 気候変動対応推進室にて温室効果ガスの算定・管理に従事。環境分野で社会に貢献する製品・技術を認定する“Sumika Sustainable Solutions”プロジェクト、CFP算定ツール”CFP-TOMO”などを手掛ける。■ご専門および得意な分野・研究高分子の精密合成、組織および製品の温室効果ガスマネジメント(Scope1、2、3、カーボンフットプリント)、温室効果ガス削減貢献量、サステナビリティ関連製品の認定など■本テーマ関連のご活動日本LCA学会委員、EcoBalance国際学会実行委員、石油化学工業協会 LCA/LCI SW主査、(一社)日本化学工業協会 LCA WG幹事・第23回グリーン・サステイナブルケミストリー賞「経済産業大臣賞」と「環境大臣賞」をダブル受賞(2024.6)・第20回LCA日本フォーラム表彰 最高賞「経済産業省 産業技術環境局長賞」受賞(2024.1)・第17回日本化学工業協会「レスポンシブル・ケア大賞」受賞(2023.6)

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  カーボンニュートラルが世界共通の言語となる中、それを測るものさしとなる、温室効果ガス(GHG)の算定・管理の重要性は益々高まっています。  自社からの排出Scope1と購入電力・熱由来のScope2だけではなく、原材料や資本財、輸送や通勤など様々な企業活動に関わる排出であるScope3の算定も当たり前の時代になってきましたが、その算定は容易ではありません。また製品カーボンフットプリントの算定や、削減貢献量への関心も高まっています。  本セミナーでは、この分野で各種表彰を受けている講師が、化学産業にかかわる企業がGHG排出量や製品CFPに対しどのように向き合い対応していけば良いのか、必要となる算定・管理の基礎知識からサプライチェーン上での対応のしかたやサステナビリティ活動への活用展開まで、個々の取組み方法をわかりやすく解説します。

受講対象・レベル

・温室効果ガスの管理に携わっている方(特に法対応から一歩進んだ管理を目指されている方)・Scope3、CFP、削減貢献量の算定にお困りの方・サステナビリティ関係の社内プロジェクトを立ち上げたい方・顧客・サプライヤーとのCFPに関するやり取りでお困りの方 など

習得できる知識

・Scope3およびCFPの基礎知識、削減貢献量に関する基礎知識・これらの社内での適切な進め方、推進方法・顧客からのCO2削減に関する取り組みや削減効果に関する問い合わせへの回答方法 など

セミナープログラム

1.はじめに2.化学産業と温室効果ガス排出量 2-1 化学産業とは 2-2 温室効果ガス排出量から見る化学産業 2-3 化学会社の温室効果ガス排出量3.サプライチェーン排出量の算定と管理 3-1 サプライチェーン排出量とは 3-2 Scope3とは 3-3 Science Based Targets 3-4 Scope3削減における課題 3-5 サプライチェーンエンゲージメント4.製品カーボンフットプリント(CFP)の算定 4-1 CFPとは 4-2 CFPを取り巻く環境 4-3 化学会社のCFP算定 4-4 CFP算定の基礎 4-5 CFP算定ツールCFP-TOMOとは5.エコデザインとは 5-1 化学会社におけるエコデザイン 5-2 環境から社会に貢献する製品・技術 Sumika Sustainable Solutions  a) 目的と概要  b) 認定制度について  c) 代表的な認定製品・技術 5-3 プラスチックリサイクルの取組み Meguri6.GHG 削減貢献量と削減実績量 6-1 削減貢献量とは  a) 削減貢献量の歴史  b) 目的と概要 6-2 化学会社における削減貢献量  a) Science Based Contributionsについて  b) 削減貢献量の課題 6-3 削減実績量とは 6-4 金融業界の動き7.まとめ<質疑応答>