自社ビジネスの現場に落とし込む『地政学リスクマネジメント』~背景・動向・事例紹介・対策のポイント~【オンライン/会場】
開催日 |
13:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | リスクマネジメント 海外事業進出 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【台東区】企業研究会セミナールーム |
交通 | 【地下鉄】仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅 【JR】御徒町駅 【つくばエクスプレス】新御徒町駅 |
セミナー講師
株式会社JPリサーチ&コンサルティング 執行役員 黒田長幹 氏
1991年東京大学法学部卒業後、同年日本輸出入銀行(現・国際協力銀行(JBIC))に入行。同行において、ロシア・サンクトペテルブルクにおけるロシア語研修の後、ソ連崩壊後のロシア及びウクライナ向け金融・コンサルティング支援や東欧向け融資業務を担当。その後1997年から3年間のモスクワ駐在員等を経て2002年に同行を退職。その後もコンサルティング会社、大手証券会社、邦銀等において、旧ソ連でのコンサルティング、市場調査、駐在員事務所の立ち上げ、ロシア銀行買収業務、ファンド業務等に従事。直近の10年以上においては、外資系リスク調査・アドバイザリーファームにおいてリスクDD、危機管理、リスクマネジメント態勢構築、ビジネスインテリジェンス態勢構築の支援業務を手掛けている。2023年10月より現職。公認不正検査士。
セミナー受講料
受講料(1名につき)会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
セミナー趣旨
「地政学リスク」という言葉がメディア上に顔を出さない日はないほど、「地政学リスク」の注目度が高まっています。この傾向は、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻などにより強まったように見えます。しかしながら「地政学リスク」自体はこの2年で新しく出てきた概念ではありません。一定の歴史を持つこの概念も、漠然としており、具体的な内容の説明は案外難しいように思われます。本セミナーでは、「地政学リスク」の定義や理論的背景などのご紹介で同リスクの一般的な理解を共有することから始めます。その後、さらに理解を深めるため、地政学リスクの特徴を表すいくつかの要素に分解して解説を進めます。その前提理解を踏まえて、地政学リスクが顕在化した事例のご紹介・演習を行います。これらの事例紹介・演習によって地政学リスクがリスクマネジメント・危機管理の文脈で捉えられることの具体的なイメージを持っていただき、ビジネスの現場レベルに落とし込むための主なポイントを紹介します。また、今後さらに理解を深めていただくため、関連の参考文献のご紹介もします。
受講対象・レベル
海外事業戦略、経営企画、リスク管理などを担当されている部署の方など
セミナープログラム
1.そもそも「地政学リスク」とは(1)定義(2)歴史的背景・理論的説明(3)近年の変容2.「地政学リスク」を分解・評価してみると(1)地理的要因(2)政治的要因(3)歴史的要因(4)横断的・複合的な影響の波及(5)セキュリティ上の影響 3.「地政学リスク」が顕在化した場面・事例検証(1)地政学リスクが顕在化した場面(2)事例1(紹介)(3)事例2(演習)4.「地政学リスク対策」を現場レベルに落とし込むためには(1)リスクマネジメントの文脈で(2)危機管理の文脈で(3)ポイント1:具体的な要素への分解(4)ポイント2:モニタリング項目とトリガーポイントの設定(5)ポイント3:横断的な情報収集・分析と意思決定への落とし込み5.質疑応答6.参考文献の紹介・本日のセミナーの総括※申込状況により、開催中止となる場合がございます。※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。※録音、録画・撮影はご遠慮ください。