「ケミカルリサイクル」「メカニカルリサイクル」「バイオマスプラスチック」 その開発と事業化状況について

33,610 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 JPI (日本計画研究所)
キーワード 省資源   汚染物質排出抑制技術   高分子・樹脂技術
開催エリア 全国

プラスチックのサステナビリティを実現する

開催日:2024年06月20日(木)  13:30 - 15:30

セミナー講師

株式会社 旭リサーチセンターシニアリサーチャー府川 伊三郎 氏

1969年 東京大学理学部化学科修士課程修了、 博士(工学)1969年 旭化成(株)入社    ・合成ゴム、合成樹脂、モノマー、機能性ポリマーの研究開発    ・取締役・中央技術研究所長、MMA事業部長、富士支社長    ・旭化成(株)顧問2010年 福井工業大学工学部経営情報学科教授2013年 (株)旭リサーチセンター シニアリサーチャー(現在に至る)

「CO2を原料とする非ホスゲン法ポリカーボネートの開発と事業化」で、GSC賞・通産大臣賞、日本化学会化学技術賞、大河内記念賞、米国化学会ヒーローオブケミストリー賞を受賞

セミナー受講料

1名:33,610円(税込)2名以降:28,610円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) 

受講について

<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。

セミナー趣旨

プラスチックは、海洋プラスチック問題、循環経済移行の要請、カーボンニュートラルの要請などそのもののサステイナビリティが問われる課題に直面している。この問題を解決する方法とし、石油化学に依存しない技術が活発に開発、工業化されている。①建設が進むケミカルリサイクルプラントの動向、②従来技術のメカニカルリサイクルの技術革新(欧州の優れたPE・PPのMR技術)、③バイオマスプラスチックの新たな潮流、これら3つの技術の比較評価を通して、将来の本命技術とすみわけを詳説する。

セミナープログラム

1. プラスチックのサステイナビリティを脅かす問題  (1)プラスチック循環経済への移行加速の要請   ①欧州の2030年リサイクル規制と②国連(UNEA5)決議の行方  (2)カーボンニュートラルへの要請2. プラスチックのケミカルリサイクル(CR)  (1)各種ケミカルリサイクル法の比較(強みと弱み)  (2)世界的に勃興する混合廃プラ(PE/PP/PS)の熱分解に   よる石油化学原料(ナフサ)製造工場の建設:世界の熱分解油   メーカーと石油化学企業の開発・工業化状況、プロセス、   技術課題とビジネス課題  (3)PS、PMMAの熱分解によるモノマー製造:技術、工業化、課題  (4)PET、PC、PA6、PUなどの化学分解によるモノマー製造:同上  (5)ガス化法、鉄鋼関係のリサイクルプロセス:同上3. プラスチックのメカニカルリサイクル(MR)  (1)リサイクルのお手本となるPETのMR  (2)欧州が断然優れるPE・PPのMR(最新技術)と日本の課題4. バイオマスプラスチック  (1)バイオエタノールを原料とするバイオPE、バイオPPの   最近の動向、バイオPETの開発と製造  (2)バイオナフサを原料とするバイオPE、バイオPP、   バイオPVC、バイオPCなどの新規製造法(マスバランス方式)  (3)バイオ化学品、バイオマスプラスチック、生分解性   プラスチックの開発、工業化、将来展望5. CR、MR、バイオマスプラスチックの総合的比較6. 2030年の日本のプラスチックの姿(リサイクルとバイオマスプラスチック)7. 世界の大手化学企業のリサイクル、バイオマスプラスチックの資源化の開発・事業化の状況等