フラーレン誘導体、カーボンナノチューブ電極を活用した有機薄膜およびペロブスカイト太陽電池

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 炭素系素材   電子デバイス・部品   電力技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

カーボンナノチューブ薄膜透明電極および裏面電極の作製法や高耐久性などの特長について解説します。

セミナー講師

 名古屋大学 大学院工学研究科 教授    松尾 豊 氏

■ご経歴1996年 大阪大学基礎工学部合成化学科卒業2001年 大阪大学大学院基礎工学研究科化学系専攻博士後期課程修了 博士(理学)2001年ー2004年 東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 助手2004年ー2010年 科学技術振興機構 ERATO中村活性炭素クラスタープロジェクト グループリーダー2009年ー2016年 東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 特任教授2016年ー2021年 中国科学技術大学 化学および材料科学部 教授2016年ー2023年 東京大学 大学院工学系専攻 機械工学専攻 特任教授2020年ー現在 名古屋大学 大学院工学研究科化学システム工学専攻 教授■ご専門および得意な分野・ご研究有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池、フラーレン誘導体、カーボンナノチューブ薄膜透明電極■本テーマ関連学協会でのご活動フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会 副会長

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  次世代太陽電池として期待されている有機薄膜太陽電池やペロブスカイト太陽電池では、金属や金属酸化物の電極が用いられている。しかし、これらが耐久性やコストの問題を引き起こす問題が指摘されている。本セミナーでは、カーボンナノチューブ薄膜透明電極および裏面電極の作製法や高耐久性などの特長について解説する。また、フラーレン誘導体はこれらの太陽電池の電子輸送材料として用いられているが、本セミナーでは真空蒸着が可能なフラーレン誘導体について解説する。

習得できる知識

・有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池の基礎・フラーレン、カーボンナノチューブの基礎・カーボンナノチューブ薄膜透明電極のポテンシャル・真空蒸着が可能なフラーレン誘導体の用途・これらナノカーボン材料を活用した有機薄膜およびペロブスカイト太陽電池の耐久性

セミナープログラム

1.はじめに    1)現在の日本のエネルギーミックスと問題点    2)有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池の基礎2.カーボンナノチューブ薄膜透明電極    1)ドライプロセス    2)ウェットプロセス    3)カーボンナノチューブのpドープ    4)カーボンナノチューブのnドープ    5)透明電極側での利用    6)裏面電極側での利用    7)両面受光(bifacial)CNT-OPV    8)耐久性の高いCNT-ペロブスカイト太陽電池    9)半導体単層カーボンナノチューブの電荷輸送層での利用3.真空蒸着が可能なフラーレンの誘導体    1)設計コンセプト    2)合成法    3)真空蒸着特性    4)モルフォロジ安定性    5)蒸着温度、蒸着ウィンドウの改善    6)真空蒸着が可能なフラーレンの誘導体を電子輸送層として用いた高耐久性ペロブスカイト太陽電池

■講演中のキーワードフラーレン、カーボンナノチューブ、有機半導体、有機薄膜太陽電池、ペロブスカイト太陽電池