ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~よりよいヒートシールを実現するための高分子加工学からのアプローチ~

■何故「くっつくのか」「くっつかないのか」の理解とヒートシールプロセスの解析 ■ヒートシール、加熱、接合、結晶化、冷却、固化… ■経験的なノウハウにより成立、管理されていることが多いヒートシールの具体的なメカニズムとは ■ヒートシールの不具合の要因を考察し、対策を導くために ■接合のメカニズムと強度制御、ヒートシールできない高分子のヒートシール、 ■フィルムのヒートシールプロセス解析、ヒートシール強度の測定と評価…

 

日時

ライブ配信】 2024年10月30日(水) 10:30~16:30【アーカイブ配信】 2024年11月14日(木) まで受付(視聴期間:11/14~11/27)  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

セミナー講師

山形大学 大学院有機材料システム研究科 有機材料システム専攻工学部 システム創成工学科 准教授 博士(工学) 宮田 剣 氏略歴日本包装学会 会長補佐(国際交流委員長)、理事

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

本セミナーでは、食品包装の製袋、封止に広く用いられているヒートシール技術のメカニズムについて高分子加工学に基づき解説いたします。ヒートシールされる材料は通常ポリエチレンやポリプロピレンです。その理由について、また他の材料はヒートシールすることはできないのか、など具体的に解説いたします。逆にポリエステルフィルムはヒートシールにより接合することは一般に困難です。接合する方法はないのか、工夫によりヒートシールする方法についても解説いたします。ヒートシール以外にも超音波接合によるプラスチックの接合、そのメカニズムの違い、様々なプラスチックの接合方法の適正などについても言及いたします。

受講対象・レベル

・ヒートシール等包装の品質管理部門の技術者・各種プラスチックの接合技術に興味のある技術者

習得できる知識

ヒートシールは経験的なノウハウの積み重ねで成立、管理されている要素が大きいと思います。本講では具体的なメカニズムについての説明を行います。特にヒートシールの不具合の要因を考察する考え方を身につけられると期待しています。

セミナープログラム

1.高分子材料の基礎 1.1 ヒートシールする高分子材料とは 1.2 ガラス転移 1.3 結晶化 1.4 高分子の結晶化とヒートシール温度 1.5 ヒートシールされる高分子 1.6 ヒートシールできない高分子2.接合のメカニズムと強度制御 2.1 接合のメカニズム 2.2 接合強度の制御と不具合の回避 2.3 高分子の各種接合方法とそのメカニズム3.加熱接合技術のメカニズムと特徴・要因 3.1 加熱接合の基本とメカニズム 3.2 フィルムの外部加熱接合法 3.3 マクロスケールの接合機構 3.4 高分子鎖スケール(ナノ)の接合機構 3.5 加熱接合のスケール別要因4.ヒートシールできない高分子のヒートシール 4.1 ヒートシールできない高分子とは 4.2 なぜヒートシールできないのか 4.3 ヒートシールを可能とする因子5.超音波シール 5.1 超音波シールとは 5.2 超音波シールに適する高分子 5.3 超音波シールのメカニズム6.フィルムのヒートシールプロセス解析 6.1 ヒートシール面の温度測定 6.2 ヒートシール面の温度プロフィール 6.3 加熱・冷却プロセスにおける結晶化7.ヒートシール材料(シーラント)設計 7.1 包装用フィルムの積層構造 7.2 ヒートシールプロセスと結晶化 7.3 シーラントの材料設計8.ヒートシール強度の測定と評価(包装袋の機能評価) 8.1 ヒートシール強度を支配する要因 8.2 耐圧縮性の評価 8.3 耐破裂性の評価 8.4 耐落袋性の評価質疑応答