プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 CAE/シミュレーション 複合材料・界面技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★残留応力の発生メカニズムの考察や、そり変形の低減をめざしましょう! ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:1/27~2/10(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
金沢工業大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士 山部 昌 氏金沢工業大学 ものづくり研究所 所長を兼務1979年 : 東北大学 工学研究科 修士課程 修了1979年 : 日産自動車(株) 入社1996年 : 金沢工業大学に着任
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
射出成形品はその成形過程の履歴(流動・固化)により、高分子鎖が強く配向し、このために離型後に変形が生ずる。ここではその挙動を可視化し、メカニズムを明らかにするとともに、残留応力を定量化する実験的手法を紹介する、 また流動解析(CAE解析)によるそり変形解析の精度低下要因とも関連つけて述べる。
受講対象・レベル
初心者・中級者向け、樹脂射出成形技術に携わる研究者、樹脂による部品でトラブルを経験しているので、その未然防止を学習したい人、CAE解析を自社内でもっと有効に活用したい人など
セミナープログラム
1.はじめに 2.射出成形CAE解析とは 2-1.射出成形CAEの現状 2-1-1.流動解析 2-1-2.流動解析と伝熱解析 2-1-3.ソリ変形解析3.射出成形品のソリ発生要因 3-1.ソリ発生要因 3-1-1.熱要因 3-1-2.流動要因 3-1-3.ソリ解析精度低下要因 3-2.解析精度向上のために 3-2-1.成形品の物性測定(熱ひずみ測定) 3-2-2.線膨張係数の算出 3-2-3.線膨張係数の予測方法 3-2-4.成形品の物性測定(分子配向度) 3-2-5.線膨張係数と分子配向度 3-2-6.線膨張係数の異方性と分子配向度4.金型内可視化実験 4-1.実験装置概要 4-1-1.可視化原理 4-1-2.可視化金型構造 4-1-3.PIV法 4-2.可視化実験 4-2-1.板厚方向可視化観察結果 4-2-2.可視化観察からの知見 4-3.可視化実験と流速分布 4-3-1.流速分布とせん断力 4-3-2.せん断ひずみエネルギーの算出方法5.ソリ解析精度向上への取り組み 5-1.分子配向度と線膨張係数比 5-1-1.線膨張係数の定義 5-1-2.解析モデルと解析結果の評価 5-2.固化層の成長と流動解析 5-2-1.固化層の成長測定結果 5-2-2.固化層成長を考慮した流動解析6.ガラス繊維含有品のソリ変形挙動 6-1.リブ付平板でのソリ変形挙動 6-1-1.繊維有無によるソリ変形の差異実験と結果 6-2.ガラス繊維の配向測定 6-2-1.X線CTと画像処理技術を駆使した配向測定7.いろいろな可視化画像の紹介 7-1.ゲート部の樹脂流れ 7-2.ウェルド部の樹脂流れ 7-3.シボ部の樹脂流れ 7-4.金型界面の樹脂挙動 7-5.インサート品の樹脂流れ 7-6.流動中のガラス繊維配向観察 7-7.発泡成形における気泡成長