身のまわりの現象から学ぶ流体力学の基礎と数値シミュレーション手法~基礎式の意味から乱流・混相流におけるシミュレーション事例まで~

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 機械技術一般   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

どうしても「難しい」と頭を抱える方が多い流体力学。基礎式の意味から理解できるよう、身の回りの現象から捉え、出来る限り分かりやすく解説します! 昨今のコンピュータの性能向上により、数値流体力学(CFD)の重要性が増しています 乱流や混相流における数値シミュレーション事例まで詳しく! 

セミナー講師

 大阪大学 基礎工学研究科 教授    後藤 晋 氏

■ご経歴1994年 京都大学理学部卒、1999年 博士(理学、総合研究大学院大学)、核融合科学研究所助手、京都大学助教、岡山大学准教授などを経て、2015年より現職。■ご専門および得意な分野・ご研究専門は流体力学および流体工学。おもに、乱流および乱流輸送現象を研究しています。■本テーマ関連学協会でのご活動2021年より JST さきがけ「複雑な流動・輸送現象の解明・予測・制御に向けた新しい流体科学」研究総括。

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  実務で流体の運動(流れ)を扱う機会は多いはずです。しかし、流体の力学はとっつきにくく、教科書に並ぶ複雑な式をどのように実務で活かしたらよいのか悩まれることも多いのではないでしょうか。本セミナーでは、まず流体力学の基本原理を学び、基礎式の意味(保存則)や、相似則など、実務に活かせる基礎知識を身につけます。また、昨今のコンピュータの性能向上により、数値流体力学(CFD)の重要性が増しています。そこで、本セミナーでは流体の数値シミュレーションの基本原理を学びます。さらに、乱流や混相流などの複雑流動の事例を通じて、CFDをどのように実務に活かすのかを理解します。さらに、高レイノルズ数流れのCFDに欠かせない「乱流モデル」の基礎を学びます。

必要な予備知識

・微分積分の基礎知識(微分の意味などの基本知識)・力学の基礎知識(運動方程式などの基本知識)

習得できる知識

・流体力学の基本原理(基礎式、相似則など)・流体の数値シミュレーション(CFD)の基礎・数値シミュレーションデータの解析方法・乱流などの複雑流動の基礎知識

セミナープログラム

1.流体力学の基礎 (1)実例で理解する流体の基礎式の意味 (2)渦とはなんだろうか? (3)流れが複雑になる要因 (4)レイノルズの相似則とその強力さ2.複雑な流れ (1)流れが乱流化する条件 (2)乱流の基礎知識 (3)乱流モデルの基礎知識 (4)複雑流体の扱い方3.流体の数値シミュレーションの基礎 (1)コンピュータに方程式を解かせるとは? (2)流体の数値シミュレーションの手順 (3)主な数値手法の紹介  (A)有限差分法  (B)格子ボルツマン法  (C)その他の手法 (4)混相流を扱う手法 (5)複雑流体を扱う手法 (6)乱流モデル(RANS/LES)の基礎4.流体の数値シミュレーションの事例(乱流) (1)非常に高いレイノルズ数の乱流 (2)壁面近傍の乱流 (3)物体近傍の乱流 (4)数値シミュレーションデータの扱い方5.流体の数値シミュレーションの事例(混相流) (1)固体粒子を含む流れ (2)液滴を含む流れ (3)気液界面を伴う流れ (4)撹拌機などへの応用事例6.流体の数値シミュレーションの事例(非ニュートン流体)7.まとめ:流体力学/数値シミュレーションを使いこなしていくために

■講演中のキーワード流体、数値シミュレーション、CFD、乱流、混相流